桂 福團治

芸名 | 桂 福團治 |
芸名フリガナ | かつら ふくだんじ |
性別 | 男性 |
生年月日 | 1940/10/26 |
星座 | さそり座 |
干支 | 辰年 |
血液型 | O |
出身地 | 三重県 |
身長 | 162 cm |
体重 | 55 kg |
URL | https://www.shochikugeino.co.jp/talents/katsurafukudanji |
プロフィール | 1940年10月26日生まれ、三重県出身。昭和35年に三代目桂春団治に入門。昭和48年10月四代目桂福團治を角座にて襲名。主な出演作は、ビデオ『手話小噺集』、映画『鬼の詩』主演、本『上方落語はどこへ行く』など。 |
代表作品1 | ビデオ『手話小噺集』 |
代表作品2 | 映画『鬼の詩』主演 |
代表作品3 | 本『上方落語はどこへ行く』 |
職種 | お笑い |
趣味・特技 | ゴルフ |
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桂福團治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 04:41 UTC 版)
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桂 福團治(かつら ふくだんじ)は上方落語の名跡。当代は四代目。笑福亭福團治とは無関係である別の名跡。
四代目
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![]() 大阪成田山豆まきにて (2013年2月3日) |
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本名 |
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生年月日 | 1940年10月26日(84歳) |
出生地 | ![]() |
師匠 | 三代目桂春團治 |
弟子 | 桂福楽 桂丸福 桂福六 桂七福 桂福矢 桂福丸 桂福点 桂福龍 桂福留 |
名跡 | 1. 桂一春 (1960年 - 1966年) 2. 四代目桂小春 (1966年 - 1973年) 3. 四代目桂福團治 (1973年 - ) |
出囃子 | 梅は咲いたか |
活動期間 | 1960年 - |
活動内容 | 上方落語 |
配偶者 | 翠みち代 |
家族 | 桂福若(長男) |
所属 | 松竹芸能 |
公式サイト | 桂福團治 |
備考 | |
関西演芸協会第10代会長 上方落語協会理事(? - 2018年) 上方落語協会相談役(2018年 - ) 日本手話落語会会長 |
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四代目 桂 福團治(かつら ふくだんじ、1940年10月26日 - )は、三重県四日市市出身の落語家。本名:黒川 亮。所属事務所は松竹芸能。関西演芸協会第10代会長、上方落語協会相談役、日本手話落語会会長。
妻は声帯模写で吉本興業所属の翠みち代で、みち代の姪は女優の泉ピン子である。
持ちネタは幅広いが、特に『蜆売り』『藪入り』『ねずみ穴』などの人情物(人情噺)を得意にしている。かつては「ペケペン落語」を売り出すなど新作落語路線であった。
来歴
1960年に3代目桂春団治に入門。一春(かずはる)と名乗る。1964年に三越劇場で初高座を踏む。
1966年、5代目桂小春と改名。その後、演芸ブームの中、「ペケペン落語」(人形浄瑠璃の三味線の合いの手(を真似た声色)をクッションとした小咄集)で売り出す。月亭可朝(当時吉本興業所属)に対抗したい松竹芸能からの依頼で開始し、大いに好評を得る。
1973年10月に4代目福團治を襲名した。2代目桂枝雀・5代目笑福亭枝鶴とのトリプル襲名で、披露興行を道頓堀角座でおこなった。この襲名を機に「ペケペン落語」は封印した。
1975年にATG製作の映画『鬼の詩』(原作・藤本義一)に主演。公開から間もなく声帯ポリープが発覚し、一時期声が出なくなったことが、手話落語を始めるきっかけになった。
1996年、日本で初めて視覚障害者の弟子をとる(桂福点)。福点の「点」は、点字の「点」と10番目の弟子であるという「ten」を意味するという。
2009年に、「法善寺寄席」「あびこ観音寄席」をいずれも関西演芸協会主催で開催した。また同年から「手話落語発表寄席」を毎年開催する。長年の活動により、手話落語専門の弟子が40名ほどいるという。
2011年、豊臣秀吉のお伽衆である曽呂利新左衛門にちなんだ「曽呂利噺」を継承・復活させる目的で「曽呂利寄席」を開く。
2017年、落語家としての活動に3年間密着したドキュメンタリー映画『人情噺の福団治』(伊藤有紀監督)が公開された。
2019年の笑福亭松之助他界後は、上方落語協会に所属する落語家の中では最古参となっている[注釈 1]。
人物

横山やすしと同期である。阪神・淡路大震災の復興イベントでは、掛け合いではあるが晩年のやすしと漫才を演じた。福団治が師匠の春団治から破門された際、「やっさん(横山やすし)が土下座して師匠に謝ってくれた」と福団治は語っている。また、やすしは福団治から『鋳掛屋』を習い、テレビ番組(ABCテレビ『'87創作落語大全集』)で、かくし芸として演じた。
親子の絆づくりを目的とした「親子で聴く人情噺」を、「出前落語会」として各地で口演している。
受賞歴
主な出演番組
- 大阪発デジタルバザール 「バリアフリーにお笑いを」(NHK-FMラジオ)
映画
- 鬼の詩(1975年、村野鐵太郎監督、ATG)- 桂馬喬 役
- おばちゃんチップス(2007年、田中誠監督、ファントム・フィルム) - 医者 役
- 人情噺の福団治(2017年、伊藤有紀監督、グループ現代)
著書
- 『手話小噺集』1984年
- 『上方落語はどこへゆく』海風社、1989年
- 『寿限無―誰でもできる楽しい手話落語「ジュゲム」』探究社、2004年
- 『ありがとう、わが師春団治 -福団治覚え書き-』たる出版、2017年
レコード・CD・DVD
- 『ペケペン節ねずみの告白』(1970年、桂小春時代)
- 『上方艶笑落語集(7)』(CD、1996年) ※『疝気の虫』を収録。
- 『手話で楽しむニッポンの民話 桂福團治ココロの芸』(DVD)
- 『手は歌う ~Let's sing along with Hands~ 「手話シュワ和、なにわ味めぐり、大空の星のように」』(CD)
- 『手話落語30周年記念DVD 手は口ほどに物を言い』(DVD、2009年)
- 『繁昌亭らいぶシリーズ 11 桂福團治』(CD・DVD、2009年)
弟子
離脱
- 桂福若 - 福團治長男。2020年に弟子の桂若奴とともに上方落語協会を退会。
脚注
注釈
- ^ 年齢では、1学年上に笑福亭円笑がいる。また、上方落語協会に正式に入会していない上方落語家としては、桂文吾(6代目、1935年生まれ、1951年入門)がいる。
出典
参考文献
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関連項目
外部リンク
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