ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】
軍国主義
軍国主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 13:58 UTC 版)
アステカは軍国主義の色彩の強い国家であった。この性格は終末古典期以降のメソアメリカの諸国家に特徴的であり、アステカはテオティワカン衰退後の終末古典期から後古典期の中でとりわけ強大な国家であった。ジャガーの戦士や鷲の戦士を中核とする強力な軍隊が征服戦争をくり返し諸国民に恐れられ、服属する国家から朝貢を受ける見返りに自治を与えて人民を間接統治した。諸国を旅する商人は時に偵察部隊としての役割も果たし、敵情視察や反乱情報の収集に従事した。武器としては鉄器は存在せず、青銅器も武器には使用されず、黒曜石による石器が中心であり、黒曜石の刃を木剣に挟んだマカナや、木製の柄の先に黒曜石の刃を付けた石槍であるホルカンカやテポストピリー、手持ちの投槍器であるアトラトルなどが主な武器であった。
※この「軍国主義」の解説は、「アステカ」の解説の一部です。
「軍国主義」を含む「アステカ」の記事については、「アステカ」の概要を参照ください。
軍国主義
「軍国主義」の例文・使い方・用例・文例
軍国主義と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 軍国主義のページへのリンク