徳治主義とは? わかりやすく解説

徳治主義

読み方:トクチシュギ(tokuchishugi)

道徳より政治を行う考え方儒家基本思想


徳治主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 09:22 UTC 版)

徳治主義(とくちしゅぎ)とは、のある統治者がその持ち前の徳をもって人民を治めるべきであるとした孔子の統治論に由来する儒教の政治理念・思想。古くは徳化(とくか)などと呼ばれていた。「徳治主義」という言葉は、蟹江義丸の『孔子研究』(1904年)、高瀬武次郎の『支那哲学史』(1910年)で提唱され、日本では宇野哲人、中国では陳安仁が広めた言葉である[1]


  1. ^ 三石善吉「徳治主義」(『現代政治学事典 新訂版』(ブレーン出版、1998年) ISBN 978-4-892-42856-2
  2. ^ 例として、『続日本紀』には、「徳の薄い身でありながら」と謙遜する場面がある他、飢饉の際、徳を示すための大赦が行われている。
  3. ^ 杉本延博 2015, p. 45.
  4. ^ 杉本延博 2015, p. 47.
  5. ^ 石野浩司 2011, p. 306.
  6. ^ 石野浩司 2011, p. 311.
  7. ^ 藤田覚 2018, p. 224.


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