詩経とは? わかりやすく解説

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しきょう〔シキヤウ〕【詩経】

読み方:しきょう

中国最古詩集五経の一。孔子編といわれる未詳。周の初めから春秋時代までの詩305編を国風・雅・頌(しょう)の3部門に大別国風諸国民謡15の風、雅は朝廷音楽小雅大雅二つ、頌は宗廟(そうびょう)の祭祀(さいし)の音楽で周頌・頌・商頌の三つがある。漢の毛亨(もうこう)らが伝えたものだけが現存するので「毛詩」ともいう。


しきょう 【詩経】

中国最古詩集。『易経『書経』礼記』『春秋と共に五経一つとされ儒教経典とする。孔子の編と伝えるが未詳三一一編だが題のみで詩句のないものがあるので、実際の詩数は三〇五。西周から春秋時代に及ぶ歌謡を、風(各国民謡)・雅(朝廷音楽)・頌(祖先讃歎の詩)の三部門に分けて収録現存のものは漢代人毛亨が伝えたとされ「毛詩」ともいう。

詩経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 02:39 UTC 版)

詩経』(しきょう、旧字体詩經拼音: Shījīng)は、全305篇からなる中国最古の詩篇。儒教の経典である経書の一つに数えられる。 先秦時代には単に「」と呼称されたが、後漢以降、毛氏の伝えた『詩経』のテキスト・解釈が盛行したため、「毛詩」という名で呼ばれるようになった[1]宋代以降に経典としての尊称から『詩経』の名前が生まれた[2]




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詩経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 03:21 UTC 版)

尹吉甫」の記事における「詩経」の解説

『詩経』小雅はしばしば玁狁との戦争うたわれているが、そのうち六月」によると、玁狁が鎬(首都鎬京とは別の場所という)・方を経て水の北まで侵入してきた。王は玁狁を征伐した。文武両道秀でた大将の吉甫は模範的戦い戦勝後の宴会で吉甫は多く褒美得たという。 『詩経』大雅の「崧高」「烝民」の2篇には「吉甫作誦」という句があり、尹吉甫の作であることがわかる。ほとんど作者名の不明な『詩経』の中でこの2篇は例外的に作者わかっている。小序によれば、この2篇と続く「韓奕」「江漢」の都合4篇は、いずれも尹吉甫宣王たたえるために作った詩だという。

※この「詩経」の解説は、「尹吉甫」の解説の一部です。
「詩経」を含む「尹吉甫」の記事については、「尹吉甫」の概要を参照ください。

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