押韻とは? わかりやすく解説

おう‐いん〔アフヰン〕【押韻】

読み方:おういん

[名](スル)詩歌などで、同一または類似の音韻をもった語を一定の箇所用いること。韻を踏むこと。→脚韻(きゃくいん) →頭韻(とういん)


押韻

読み方:オウイン(ouin)

詩文で、韻をふむこと


押韻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/27 21:54 UTC 版)

押韻(おういん)とは、同一または類似のをもった語を一定の箇所に用いることをいう。圧韻ともいう。リズムを作って響きの心地よさや美しさを作り出す。




「押韻」の続きの解説一覧

押韻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 14:00 UTC 版)

近体詩」の記事における「押韻」の解説

近体詩では偶数句末押韻するのが原則である。ただし、七言詩の場合は、第1句においても押韻するのが通常である。押韻に用いられる韻は、唐代のものであり、宋以後もこれに拠った。後に平水韻として整理されたものがそれである。 また、通常韻字には平声の字を用い換韻行わない一韻到底)。 先に挙げた例を用いれば杜甫の「春望においては、深(シン)、心(シン)、金(キン)、簪(シン)が押韻字であり、李白の「峨眉山月歌」においては、秋(シュウ)、流(リュウ)、州(シュウ)が押韻字である。 詳細は押韻、平水韻参照すること。

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押韻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/12 14:13 UTC 版)

マイスタージンガー」の記事における「押韻」の解説

行末の「韻(Reim)」は、1音節による「男性韻(鈍い韻)」(例:Duft/Luft)と2音節からなる女性韻(響く韻)」(例:Wonnen/ersonnen)に大別される

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押韻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 04:07 UTC 版)

クローン詩形 (klon)」の記事における「押韻」の解説

クローン詩形音の踏み方は多の詩形比べて非常におおらかな傾向持ち、他の詩形根本てきな形式を持つ。以下に主要な 3 つの決まり挙げる。以下の決まり1 つの節が終わるまで繰り返されるが、1 つの節で作品全体構成する要はなく、作者好きな所で留めても良い。また 1 つの節を 1 ボットのみで構成して良い。 ワックサダップの最後音節下表の●および■)における韻はワックラップの先頭から 5 つ音節下表.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田中丸ゴシック2004絵文字","和田中丸ゴシック2004ARIB","和田中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}① - ⑤および⑪ - ⑮)のどれかにおいて踏まれる。 ワックラップの最後音節における韻はワックローンの最後の韻で践まれる(下表◎)。この影響受けて 1. のごとくワックソンの最後先頭から 5 つ音節⑥ - ⑩)のどれかにおいてワックラップの最後音節の韻が践まれる。 ワックソンの最後音節の韻はその次のボット第二ボット)のワックラップの最後音節において踏まれる(下表△)。この影響受けて 2. が行われ、第二ボットのワックローンの最後音節が同じ韻を踏み第二ボットのワックラップの先頭から 5 つ音節⑯ - ⑳)のいずれか同じく韻を踏む第二ボットのワックソンの最後音節(×)も、当然、第三ボットにて同様に韻を踏む第一ボット ○○○○○○○①②③④⑤○○○○○○○○○⑥⑦⑧⑨○○第二ボット ○○○○○○○⑪⑫⑬⑭○○○○○○○○○⑯⑰⑱⑲⑳○○× 以下に具体例挙げてみる。番号前述した決まり番号である。 第一ボット อสุรีพีเสื้อสดับเสียง1 เพราะสำเนียง1เสนาะในฤทัยหวน2 ทำเสแสร้งใส่จริตกระบวน2 ละมุนม้วน2เมียงหมอบแล้วยอบตัว3 第二ボット อันน้องนี้ไร้คู่ที่สู่สม1' เป็นสาวพรหม1'จารีไม่มีผัว3 ถึงเป็นยักษ์ยังไม่มีราคีมัว3,2' พระมากลัว3,2'ผู้หญิงด้วยสิ่งใด 第一ボット a su rii phii swa sa dap siang1 phrö sam niang1 sa nö nai ha ru thai huan2 tham se sææng sai ja rit kra buan2 la mun muan2 miang mööp lææo yööp tua3 第二ボット an nöön nii rai khuu thii suu som1' pen sao phrom1' caa rii mai mii phua3 thwng pen yak yang mai mi raa kii mua3,2' phra ma krua3,2' phuu ying duai sing dai 出典:プラ・アパイマニー(スントーン・プー著) 訳: 阿修羅女のピースアは[プラ・アパイマニーの]声に傾聴しました [ピースアの]心配の心にはその声が美しく響いたからです [ピースアは]礼儀作法のこどなどは無視して [プラ・アパイマニーの]体にうずくまって近づき抱きかかえること優しく [言いました]「このぼくちゃんは、同棲するのにふさわしく無いのかしら [わたしは]ヴェーダ修道女で夫はいないのですよ たとい、夜叉であっても肉欲亡者では無いのですよ [こんな]偉大なる方が来てみたいなものを怖がるとは…

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 14:23 UTC 版)

修辞技法」の記事における「押韻」の解説

詳細は「押韻」を参照 詩歌などで同じ音を決まった場所に繰り返し使うこと(=韻を踏むこと)。語句の頭の音を揃えることを頭韻語句終わりや行末を揃えることを脚韻という。 やわらかに(やなぎ)あをめる北上(きたがみ)の岸辺(きしべ)目に見ゆ泣けとごとくに(石川啄木上記の例は頭韻である。

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押韻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:29 UTC 版)

古体詩」の記事における「押韻」の解説

近体詩平声のみで押韻されたのに対して古体詩平声のみならず仄声で押韻してもよい。しかし、上声去声入声といった声調分けて押韻しなければならないまた、近体詩では一韻到底が普通であるが、古体詩では換韻多く見られる。 押韻の位置偶数句末とは限らない

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押韻

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:07 UTC 版)

名詞

おういん

  1. 詩歌などで韻を踏むこと。

発音(?)

お↗ーいん

動詞

活用


「押韻」の例文・使い方・用例・文例

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