Meiryo UI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 22:31 UTC 版)
Windows Vista の後継 Windows 7 は新たに、リボン UIに最適化して開発されたフォントの Meiryo UI を採用した。 メイリオと比較して行間が狭く、ひらがなとカタカナの文字幅が MS UI Gothic に近似し、これまでの MS UI Gothic に近い形でグラフィカルユーザインターフェースのデザインが可能となるが、アルファベットの文字幅はメイリオに等しく行間は MS UI Gothic に比して非常に広いため、 MS UI Gothic と完全な互換性、すなわち単純にフォントを置換するだけでの置換可能性はない。濁点や句読点を再構成して ClearType を再調整しておりメイリオの文字幅を狭くしたものではないが、 MS UI Gothic 特有の非等幅性に起因する「不揃い」は残存する。 Windows 7 のユーザーインターフェイスの大部分は、 Vista に引き続きメイリオが用いられて全体として Meiryo UI は一部分であり、コントロールパネル項目の一部、ペイント、ワードパッドなど同梱アプリケーションの一部などの Vista で MS UI Gothic を用いた要素は Meiryo UI で、ダイアログボックスなどは MS UI Gothic が残る。 2009年11月17日にマイクロソフトが Windows Vista/Server 2008 向けに Meiryo UI を含んだメイリオ フォント コレクションのアップデートを公開し、全ての Windows Vista ユーザーにインストールを推奨している。 Windows 8 日本語版のユーザインタフェースは全面的に Meiryo UI が採用された。
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