ウインドウズ‐セブン【Windows 7】
Windows 7
別名:Blackcomb,Vienna,ウィンドウズ7
Windows 7とは、Microsoftが2010年前後のリリースを目指して開発している新オペレーティングシステム(OS)の名称である。2009年1月13日に日本語版Windows 7のベータ版が一般ユーザーに公開された。
Windows 7は、2007年に発売されたWindows Vistaのメジャーバージョンアップ版として開発されている。根幹部分は全く新規に開発されるのではなく、Windows Vistaを改良した仕様になると発表されている。
Windows 7に関する話題は2008年春頃に話題に上り始めた。2008年7月の時点では、まだWindows 7についての具体的な機能や仕様といった情報は発表されていない。時はまだWindows XPからWindows Vistaへの移行期であり、依然としてWindows XPも多く利用されている状況である。
Windows 7の名称は、元々は開発コード名だった。最初は「Blackcomb」という開発コード名で呼ばれており、後に「Vienna」へ、さらに「Windows 7」へと改称された。2008年10月に、開発コード名の「Windows 7」を正式名称として採用することが発表された。
2008年11月に米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されたWinHEC(Windows Hardware Engineering Conference)では、Windows 7のハードウェア部分、デバイス制御に関する新技術がいくつか発表された。具体的には、次のようなものがある。
- Device and Printers。これは、Windowsに接続されたデバイスを集中管理する機能である。
- Device Stage。これは、携帯電話やデジタルカメラなどの高機能デバイスのそれぞれの機能を、統一的インターフェースで管理・操作できる。
- Mobile Broadband。これは、モバイル ブロードバンドへの接続をより容易にする機能といえる。
- Windows Touch。これは、タッチコントロール(画面タッチ操作)をサポートする機能である。主に、Windowsのタスクバーやスタートメニューや、Windows Explorerなどにおいて、タッチスクリーンでの操作を実現する。マルチタッチにも対応するとされる。
2009年1月に、ベータ版の提供が開始された。米国では1月9日、日本語版も同13日に、Windows 7をダウンロードして試用できるようになった。一般ユーザー向けのベータ版の提供は翌2月に終了している。
2009年5月初旬には、RC版の提供が開始されている。RC版では、あらたに下記のような機能が追加されている。
- リモートメディアストリーミング(Remote Media Streaming)これは、家庭内のPC上に保存されたマルチメディアコンテンツを、インターネットを通じて戸外のPCから利用する機能である。
- Windows XP Mode。これは、Windows XP向けに開発されたアプリケーションをWindows 7のデスクトップから直接起動できるようにする機能である。
- Windows 7 Upgrade Advisor。これは、Windows 7へアップグレードするために現在利用中のPCの機能チェックできるようにする機能である。
その他、RC版ではInternet Explorer 8の機能強化、タッチスクリーンに対応する「Windows Touch」のアップデート、各種ナビゲーション機能の改善、などが行われている。
2009年6月、パッケージ製品の構成や参考価格などが発表された。9月25日にはDSP版の予約受付が開始されている。
※Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
参照リンク
Windows 7 ホームページ
Windows 7 製品候補版
Welcome to Windows 7 - (英語)
Engineering Windows 7 - (英語)
マイクロソフトのEngineering Windows 7 ブログ
Windows 7: | Aeroスナップ Aeroプレビュー サムネイルツールバー Windows 7 Windows XPモード Windowsタッチ Windows 7 Home Basic |
Microsoft Windows 7
(Windows 7 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 06:09 UTC 版)
Windows 7(ウィンドウズ セブン)は、マイクロソフトが2009年(平成21年)にリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータ用のオペレーティングシステム (OS) である[8]。2009年7月22日に開発が完了し[9]、2009年9月1日にボリューム ライセンス契約者へ提供が開始され[10]、2009年10月22日に一般発売を開始し[11]、2020年1月14日(日本時間2020年1月15日)をもって延長サポートが終了[12]。
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Windows 7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/11 16:59 UTC 版)
「Windows Aero」の記事における「Windows 7」の解説
Windows AeroはWindows Vistaの後継であるWindows 7にも搭載されている。他のウィンドウを最小化するAero Shake、デスクトップやウィンドウを一時的に表示するAero Peek(タスクバーの右端をポイントしてデスクトップを一時的に完全透過ウィンドウの枠と同時に表示する機能はAeroプレビューと称されている)、ウィンドウをデスクトップの上部や端部に移動させて最大化や整列などを行うAero Snapといった新機能の追加や動作要件の変更が行われており、これらは後述のWindows 8でも継承されている。
※この「Windows 7」の解説は、「Windows Aero」の解説の一部です。
「Windows 7」を含む「Windows Aero」の記事については、「Windows Aero」の概要を参照ください。
Windows 7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/15 20:41 UTC 版)
マイクロソフトの開発者であるエリック・トラウトは2007年10月に独立したMinWinのデモンストレーションを行った。これは約100ファイルで構成され、基本的なHTTPサーバーが動作していた。トラウトによるとMinWinが消費するハードディスクの容量は25MBで、メモリ消費量は40MBだった。これにはグラフィカルユーザインタフェースは含まれておらず、フルスクリーンモードのコマンドプロンプトで操作された。トラウトはこのデモで、MinWinは単体の商品としては提供されないが、その代わりにWindows 7のような今後のオペレーティングシステムの基盤として使われるだろうと話した。 トラウトのデモが行われてから数か月後にマイクロソフト技術部副社長のスティーブン・シノフスキーがCNETのNews.comでイーナ・フライドのインタビューに答えた際に誤解が生じた。シノフスキーはWindows 7のカーネルがWindows Server 2008のカーネルを進化させたものであり、さらにこれはVistaのカーネルを進化させたものだと答えた。この言葉は掲示板のSlashdotなどで、Windows 7にはMinWinが含まれないという意味であると誤解された。マーク・ルシノビッチはMinWinにまつわる各種の誤解は「カーネル」という言葉の意味が曖昧なことと関係があると指摘した。MinWinはそれ自体はカーネルではなく、Windows NT Executiveと複数のコンポーネントが含まれた集合で、ルシノビッチはこれを「カトラーのNT」と呼んだ。
※この「Windows 7」の解説は、「MinWin」の解説の一部です。
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Windows 7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/12 04:29 UTC 版)
「音声コマンドデバイス」の記事における「Windows 7」の解説
Windows Vistaで提供されてきた全機能に加えてWindows 7はマイクを設定するためのウィザードと機能の使用方法に関するチュートリアルが用意されている。
※この「Windows 7」の解説は、「音声コマンドデバイス」の解説の一部です。
「Windows 7」を含む「音声コマンドデバイス」の記事については、「音声コマンドデバイス」の概要を参照ください。
Windows 7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:39 UTC 版)
「ClearType」の記事における「Windows 7」の解説
Windows 7は、Windows Vista以前のGDI・GDI+に代わる2DグラフィックスAPIとしてDirect2D・DirectWriteが追加されている。テキスト描画に関するDirectWriteのClearTypeは、WPFと同様に垂直方向のアンチエイリアスが追加されたほか、文字間隔の最適化なども調整されて従来のClearTypeに対して「Natural ClearType」と称するが、利用するためにWPFと同様にアプリケーションがDirectWriteの機能を呼び出す必要がある。Windows 7のインターフェイス(コモンコントロール)はGDIによる従来のClearTypeを用いるが、機能が向上したClearType Tunerを標準搭載する。Windows 7とWindows Vistaに提供されるInternet Explorer 9は、ウェブページの描画にGDIではなくDirect2D・DirectWriteを用いる。メイリオを元にした字幅が狭いフォントのMeiryo UIを新たに標準搭載するが、MS UI Gothicを完全に置き換えるものではなくインターフェイスの一部に用いている。
※この「Windows 7」の解説は、「ClearType」の解説の一部です。
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Windows 7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/09 15:59 UTC 版)
「Windows Anytime Upgrade」の記事における「Windows 7」の解説
7では従来のWindowsとは異なり、インストールプログラムは全エディションで共通化され、プロダクトキーで使える機能とそうでない機能を分ける方式に変更された。それに伴い、アップグレード用メディアも不要となり、所要時間も10分程度に短縮された。プログラムを起動してアップグレードキーの購入を行うか、すでに購入したキーの入力を行い、指示に従って進めていくことで自動的に上位エディションにアップグレードされる(ただし、Windows 7アップグレード版インストールメディアのプロダクトキーでWindows Anytime Upgradeを使用してアップグレードするとライセンス認証ができなくなる。詳細は、「Microsoft Windows 7#旧バージョンからのアップグレード / ダウングレード / アンインストール」を参照の事)。 アップグレードは以下の6通りが可能である(太字はWindows Anytime Upgradeパックも販売)。 Starter→Home Premium Starter→Professional Starter→Ultimate Home Premium→Professional Home Premium→Ultimate Professional→Ultimate 尚、Home BasicとEnterpriseはAnytime Upgradeを利用しての上位エディションへのアップグレード(例:Home Basic→Home Premium)および、下位エディションからのアップグレード(例:Professional→Enterprise)はできない。また、Ultimateは最上位エディションとして提供されている為、Windows Anytime Upgradeの機能自体が存在しない。
※この「Windows 7」の解説は、「Windows Anytime Upgrade」の解説の一部です。
「Windows 7」を含む「Windows Anytime Upgrade」の記事については、「Windows Anytime Upgrade」の概要を参照ください。
「Windows 7」の例文・使い方・用例・文例
- Windows 7に対応したソフトウェア
- Windows7をインストールする
- Windows 7 64ビット用
- Windows95対応のゲームを動かしたいのです。
- Windows Vistaのセキュリティ機能を迂回する方法を研究者が公表します。
- Windows Media Player の新しいスキンを入手し、プレーヤーの外観を変えてみましょう。
- Windows系OSではアドミニストレーターアカウントがルートに相当する。
- 7年ぶりに帰省しました
- 父は70歳で死にました
- 彼女は職を求めて7社に応募した
- おそらく17世紀最高の英国作家といえるジョン・ミルトン
- 第74回アカデミー賞
- 「生年月日はいつですか」「1970年2月20日です」
- 75セント
- 私は1979年10月22日に東京で生まれました
- そのニュースは午後7時に放送された
- そのホテルの建築には7か月かかった
- 538‐6647に電話してください
- その会社は欠陥を検査するために1997年製の車をすべて回収した
- 彼女はバースデーケーキの上にある17本のろうそくをすべて吹き消した
- Windows 7のページへのリンク