開発コード名
別名:開発コードネーム
【英】code name
開発コード名とは、製品の開発中、正式な名称が発表される前に付けられた通称のことである。
開発コード名は、多くの場合、まだ名前のない製品を指し示すためだけの便宜的なものであり、特に深い意味を含んでいるケースは少ない。逆に、開発コード名から製品の内容を類推されたり、あるいは他の製品の商標を侵害したりすることのないように、地名などが採用されることも多い。
例えばWindowsシリーズでは、Windows 95が「Chicago」(シカゴ)、Windows 98が「Memphis」(メンフィス)、Windows XPは「Whistler」(ウィスラー)、Windows Vistaは「Longhorn」(ロングホーン)という開発コード名だった。OSやアプリケーションソフト、マイクプロセッサなどが、開発コード名でアナウンスされるケースが多い。
また、正式にリリースされた製品でも、正式名称が同名であったり同一のブランドネームを持っていたりする場合には、バージョンの明確な区別のために開発コード名が併記されることがある。あるいは、開発コード名が製品名にそのまま採用されるケースもあり、例としては「OS/2」などが著名である。
コードネーム
(開発コード名 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 14:34 UTC 版)
コードネーム(英語: code name)は、ある事物や人物などを指す、一般にごく短い別名であるが、関係者だけなどといった特に限定された範囲でのみ、そのことを知っているような運用を目的としたものを特に指すこともある。すなわち、暗号の分類のひとつである「コード (暗号) 」の意図があり、それを明示して暗号名(あんごうめい)、秘匿名(ひとくめい)などとも言う。
- ^ “世界のコードネーム”. news.livedoor.com. 2019年4月23日閲覧。
- ^ Nvidia Kal-El quad-core phone chip is faster than a speeding bullet in video
- ^ 『社長が訊く メイドイン俺』:5年半前から構想
- ^ “復興見つめたブルーインパルス隊員 その名は「リアス」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年3月9日閲覧。
- ^ a b “【ミリタリーへの招待】パイロット達の「二つ名」”. おたくま経済新聞 (2014年5月23日). 2021年3月9日閲覧。
- 1 コードネームとは
- 2 コードネームの概要
- 3 脚注
- 開発コード名のページへのリンク