ヌガーとは? わかりやすく解説

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ヌガー【(フランス)nougat】

読み方:ぬがー

砂糖水飴(みずあめ)を煮詰め泡立てた卵白またはゼラチン加えて作った柔らかいキャンデーナッツなどを加えることが多い。


ヌガ-

・ソフトキャンデ-の一種砂糖水飴加熱濃縮して卵白泡立てたものとあわせる。ナッツ、やドライフル-ツチップを混ぜた後、成型する。これをチョコレ-トセンタ-にしたものもある。代表的なボンボン・オ・ショコラアイテム一つとしてモンテマ-ルヌガ-がある。

ヌガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 07:37 UTC 版)

一般的なヌガー
様々な種類のヌガーが並ぶスタンド、フランス・パリで開催された農業展にて

ヌガー: nougat)は、菓子のひとつ。ソフトキャンディーの一種。

砂糖水飴を低温で煮詰め、アーモンドなどのナッツ類やドライフルーツなどを混ぜ、冷し固めて作る。茶色くて固く、歯に粘りつくような食感が特徴である。

メレンゲ(泡立てた卵白)を加えて作る、軽い食感の白いヌガー(Nougat de Montélimar、ヌガー・ド・モンテリマール)もある。

歴史

ヌガーは紀元前に考案されたアラブの菓子ハルヴァに由来するもので、最初はクルミ蜂蜜によって作られていた。これが中国にわたって牛軋糖(ニュウガータン)と呼ばれる菓子となり、さらにフランスに持ち帰られることで、南仏の名産品であり長期保存に耐えるアーモンドを使用する菓子に変わった。17世紀にはメレンゲの使用が一般的になっている。蜂蜜の含有率が高いヌガーほど元祖に近く、現在でも高級品とされている[1]

イタリアでも作られており、ヴェネト州コローニャ・ヴェーネタはマンドルラートと呼ばれるヌガーの生産で有名である[2]

台湾ではパイナップルケーキと並ぶ代表的なお土産品「牛軋糖」として、各所で販売されている。ミルクベースが特徴で、ドライフルーツやナッツ類をブレンドして硬化させたお菓子である。

脚注

  1. ^ 大森由紀子 『フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来』 世界文化社、2013年、59頁。
  2. ^ Facaros, Dana; Pauls, Michael (2001). Northeast Italy. (2nd ed ed.). London: Cadogan. p. 106, 260. ISBN 1-86011-808-9. OCLC 46503931. https://www.worldcat.org/oclc/46503931 

関連項目

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