プリインストール【preinstall】
読み方:ぷりいんすとーる
プリインストール
【英】preinstall
プリインストールとは、PCやスマートフォンなどにおいて、端末に出荷時にOSやアプリケーションソフトウェアがあらかじめインストールされている状態のことである。
プリインストールされたソフトウェアは、端末を購入した時点ですでに利用可能であり、セットアップを行う必要がない。OSや付属ディスプレイ用のデバイスドライバなどは、ほとんどの場合プリインストールされた状態で販売されている。いわゆるメーカー製のPCなどでは、初心者向けの簡単セットアップツール、オフィススイート、セキュリティソフトの試用版、その他独自のユーティリティソフトなど、複数のアプリケーションがプリインストールされている場合も珍しくない。
プリインストールされた状態で提供されるソフトウェアは「プリインストールソフト」などと呼ばれる。スマートフォンなどにおけるモバイルアプリの場合は「プリインストールアプリ」とも呼ばれる。プリインストールも含めて、ソフトウェアをはじめ別の製品が同梱されている状態を指して「バンドル」と呼ぶことも多い。
プリインストールソフトウェアのうち、OSやオフィススイート、アンチウィルスソフトなどの製品は、それ自体有償であって購入価格に上乗せされていることが多い。オンライン販売で注文する場合、オフィススイートなどはオプションとなっており、プリインストールするか否かを注文時に選択できる場合も少なくない。
プリインストールされたソフトウェアは、手間いらずで使えるため利便性が高い一方で、該当ソフトウェアが不要な場合には、ただ記憶装置やメモリの容量を浪費するだけの、むしろアンインストールの手間が無駄にかかる邪魔者として認識され得る。Androidスマートフォンでは通信事業者(キャリア)が盛り込んだプリインストールアプリをアンインストールできない場合もある。使用頻度が極端に少ない割にコンピュータ資源を浪費しているソフトウェアは「ブロートウェア」などと呼ばれている。
プリインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/04 15:58 UTC 版)
プリインストール (英: preinstall、プレインストール) は、販売するパーソナルコンピュータ製品(パソコン)に前もってソフトウェアをインストールしておくこと。
- 1 プリインストールとは
- 2 プリインストールの概要
- 3 プリインストールソフトとパソコン本体価格
- 4 脚注
プリインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 12:52 UTC 版)
「Microsoft Office」の記事における「プリインストール」の解説
プリインストールされている(OEM版)エディションはPersonalが過半数であった。 しかし、企業や学校においてプレゼンをする機会が増えてきたため、日本ではOffice 2007においてPersonalにPowerPointを加えたOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007が新たなプリインストール専用エディションとして登場した。さらにOffice 2010からはPersonalに替わって、PowerPointのほかにOneNoteが加わったHome and Businessがプリインストールされることが多くなった。こちらはリテール版も設定されている。また、BTOではProfessionalなどの多くのエディションが選択できる場合が多い。 いずれにしても、ソフトのみのリテール版(製品パッケージ版)よりも安く設定されているが、パソコンハードウェア本体に付属するライセンス形態のため、パソコンを譲渡する場合、ハードウェアとセットで譲渡しなければならない規定となっている。 ただし、プリインストールのOfficeを根拠に、別のパソコンへ小売されているアップグレード版のインストールが、元々のパソコンからプリインストール済みのOfficeを削除することを条件に認められており、この場合、ハードウェアとソフトウェアのライセンスは切り離されることになる。
※この「プリインストール」の解説は、「Microsoft Office」の解説の一部です。
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「プリインストール」の例文・使い方・用例・文例
- 業務用アプリケーションのいくつかはプリインストールされています。
プリインストールと同じ種類の言葉
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