エディションとは? わかりやすく解説

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edition

別表記:イディション、エディション

「edition」とは・「edition」の意味

「edition」は、出版物芸術作品などの、特定のバージョン形態を指す英単語である。書籍雑誌映画音楽アルバムなど、同じ作品でも異な形態内容を持つ場合使われることが多い。

「edition」の発音・読み方

「edition」の発音は、イディション(/ɪdíʃən/)である。日本語では「エディション」と表記されることもある。

「edition」の語源・由来

「edition」は、ラテン語の「editio」から派生した英語である。ラテン語の「editio」は、「出版物」や「発行物」を意味する言葉であり、英語の「edition」も同様の意味を持つ。

「edition」の類語

「edition」の類語には、「version」「issue」「release」などがある。これらの言葉も、同じ作品異な形態バージョンを指す場合使われることがある

「edition」を含む用語・関連する用語

「limited edition」とは

limited edition」は、限定版限定生産品を意味する言葉である。数量や期間が限られた特別なバージョン商品作品を指す。

「in edition」とは

「in edition」は、現行版現在の版意味する言葉である。ある作品商品最新のバージョンを指す場合使われる

「special edition」とは

special edition」は、特別版特別なバージョン意味する言葉である。通常版とは異な特典内容追加され作品商品を指す。

「JAPAN edition」とは

JAPAN edition」は、日本版日本向けバージョン意味する言葉である。日本市場向けに独自の仕様内容用意され作品商品を指す。

「edition」の使い方・例文

1. The first edition of the book was published in 1980.(初版1980年出版された。)
2. This is a limited edition print of the artwork.(これは限定版アートプリントである。)
3. The special edition of the album includes bonus tracks.(特別版アルバムにはボーナストラック含まれている。)
4. The latest edition of the magazine features an interview with the director.(最新版雑誌には監督へインタビュー掲載されている。)
5. The second edition of the textbook has been revised and updated.(第2版教科書改訂され最新情報追加されている。)
6. The collector's edition of the game comes with exclusive content.(コレクターズエディションゲームには独占コンテンツ付属している。)
7. The international edition of the newspaper has a different layout.(国際版新聞異なレイアウトになっている。)
8. The paperback edition of the novel is more affordable than the hardcover.(ペーパーバック版小説ハードカバーよりも手頃な価格である。)
9. The deluxe edition of the movie includes behind-the-scenes footage.(デラックス版映画にはメイキング映像含まれている。)
10. The Japan edition of the product has unique features tailored for the Japanese market.(日本版製品には日本市場向けに特別な機能搭載されている。)

エディション【edition】

読み方:えでぃしょん

出版物の、版。「サード—(=3版)」

「エディション」に似た言葉

版と刷

(エディション から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/27 13:48 UTC 版)

(はん、edition)とは、などの出版物において、ほぼ同一の原版から印刷された、ほぼ同一の内容をもつものの総称である。同じ版のなかで、印刷時期が異なるものを(すり、さつ、impression, printing)と呼ぶ。ただし、同じ版でも多少の訂正が施されていることもあり、特に日本では両者が(しばしば意図的に)混同され、実質的には刷である「版」や、実質的には版である「刷」も普通に見られる。

出版物における版には、次のようなものがある。このほか、意味は異なるが、シリーズものや逐次刊行物の中の1巻を示すものとして「○○版」という表記が用いられることがある。なお、「重版」や「再版」は重刷・増刷と同義であり、「訂正再版」などと特に訂正が示唆されていない限り、版ではなく「刷」である。

  1. 内容の変更を表すもの[1] - 初版、第2版、訂正版、増補版、補正版、2020年版、など。
  2. 装丁の種類を表すもの[1] - 豪華版、愛蔵版、廉価版、普及版、文庫版、など。
  3. 判の大きさを表すもの - 卓上版、ポケット版、大活字版、など。
  4. 出版地・出版者を表すもの[1] - 駿河版、勅版、講談社版、など。
  5. メディアの種類を表すもの[1] - Kindle版、PDF版、など。

装丁判型・出版者の区別による各版について、さらに「廉価版の第2版」というように、内容の変更を表す版が存在する。(ない場合は、その初版・第1版のみと考えられる)

内容の変更を表す「版」としては、第2版、第3版、第4版、……、といった序数詞を用いるものが最も基本的なもので、和書・洋書を問わずよく用いられる。「第」を省いて「2版」などとも書く。英語では第2版を Second edition2nd edition と書き、ドイツ語であれば Zweite Auflage, 2. Aufl. などと表す。表紙・背表紙・標題紙・箱などのほか、和書(日本書籍)では奥付洋書では標題紙の裏にも書かれる。

第1版・初版という表記は、今後の改版が予定されているものでもなければ、最初から表紙・標題紙に記されることはまれで、通常は和書の奥付、洋書の標題紙の裏に書かれる程度である。「初版本」が高値で取り引きされることもあるが、そのような対象となる本の場合、様々な出版者から何度も発行されていることが多く、それぞれの出版者・装丁について「初版」が存在するが、古書の収集家などにとっての「初版」は、世界で最初に出版された「初版」の、その第1刷のことである。

このほか、新版 (New Edition)、改訂版 (Revised Edition)、増補版 (Enlarged Edition)、増補改訂版・増訂版 (Revised and Enlarged Edition) といった語句で表されることもあり、「増訂第5版」などと序数詞と組み合わせることもある。「初版」の次が「改訂版」であった場合、その次は「改訂第2版」であったり、あるいは改訂版を第2版とみなし「第3版」「三訂版」となることもある。

同じ版のなかでも、同時に印刷されたものをまとめて「刷」という。和書の場合は序数詞のみを用い、版に続けて「第3版第2刷」などと奥付に表記されるが、洋書では刷を "3rd edition, 2nd impression" などと明確に書くことは比較的少ない。標題紙の裏に再版 (reprint) の年を記すか、プリンターズキー (Printer's key) などと呼ばれる、「1 3 5 7 9 8 6 4 2」といった数字の羅列で表示する。刷を重ねるごとに一つずつ削っていき、「7 9 8 6」となっていれば第6刷である。印刷年も同じ方法で表示することがあり、「04 06 08 07 05」であれば2004年印刷を意味する。

本来、刷の間の差異は存在しないか、誤植訂正程度のものである。しかし、日本では版と刷の区別が曖昧で、実際に版や刷と書いてあるからといって、それが実際にそうなのかは判断できない。その刷での訂正・追加箇所が序文などで明らかにされているものや、刷の序数を改めずに改版を行っていることが奥付の表示(たとえば「第34刷改版」など)で分かるものもあり、長年にわたって増刷されているものでは、文字サイズの変更で数十ページもの差が生じている場合もある。本文への変更ではなく、巻末付録の資料や、正誤表が更新される場合もある。

出典

  1. ^ a b c d 宮沢, p. 202.

参考文献

  • 宮沢厚雄『図書館情報資源組織論』(改訂版)理想社、2012年10月31日。ISBN 978-4-650-01091-6 

エディション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:15 UTC 版)

Java」の記事における「エディション」の解説

2019年現在Java権利元のオラクルは、対象環境合わせたJavaプラットフォーム4つのエディションを公開している。エディションによってJava実行環境Java開発キット含まれるツール構成違いがあり、またクラスライブラリAPI構成内容異なっている。Java仮想マシン性能にも差異がある。JDK 1.1までは単体エディションで、J2SE 1.2から3エディションに分かれたJ2SE 5.0頃から拡張テクノロジ一つであったJava Card昇格して4エディションとなったJava Platform, Standard Edition (Java SE) スマートフォンタブレット端末を含むパーソナルコンピュータ向けである。主にデスクトップアプリケーションWEBアプリ開発または実行する一般ユーザー仕様と言えるJava Platform, Enterprise Edition (Java EE) / Jakarta EE サーバマシン、ワークステーション向けである。スタンダード版に加えWEBサーバ及び多層クライアントサーバ業務用システム開発する為の様々な拡張技術クラスライブラリ&API追加されている。業務用プロフェッショナル仕様であり大規模である。 2017年9月オラクル今後Java EEバージョンアップエクリプス財団によって行われる事を発表したJava EE商標現行版サポート続けオラクル保持したので、エクリプス財団による今後バージョンJakarta EEの名称で公開されるになったJava Platform, Micro Edition (Java ME) 組み込みシステムマイクロコントローラ向けである。コンピュータ資源制限されている集積回路電子機器対応した特定技術仕様であり、専用クラスライブラリ&API用意されている。Java仮想マシン比較コンパクトにまとめられている。 Java Card スマートカードICカード)、小型メモリデバイス上で運用されるプログラム開発するためのエディションである。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}現在[いつ?]ではSIMカードATMカードなど幅広い分野普及している。Java仮想マシン機能は非常にコンパクトにまとめられており、幾つかのプリミティブ型省略されている。故に特殊なプログラミングスタイルが求められる

※この「エディション」の解説は、「Java」の解説の一部です。
「エディション」を含む「Java」の記事については、「Java」の概要を参照ください。

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