読書療法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 13:48 UTC 版)
読書療法(どくしょりょうほう、英:Bibliotherapy)とは、本を読むことによって心理的な支援を行う心理療法の1つである。ビブリオセラピーとも言われる。
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- ^ 読書が脳に及ぼす効果とは? 読書がもたらす11のメリット
- ^ [1]
- ^ IV 読書の効果に関する調査研究の成果 - 文部科学省
- ^ 「運動よりも読書で健康になる!?」 AIが示す「健康長寿」の方法
- ^ “日本読書療法学会”. 2021年1月24日閲覧。
- ^ a b c d アービング・カーシュ 『抗うつ薬は本当に効くのか』、石黒千秋訳 エクスナレッジ、2010年1月25日、233-235頁。ISBN 978-4767809540。Irving Kirsch (October 19, 2009), The Emperor's New Drugs: Exploding the Antidepressant Myth, The Bodley Head, pp. 173-174, ISBN 978-1847920836
- ^ デビッド・D・バーンズ『いやな気分よ、さようなら : 自分で学ぶ「抑うつ」克服法』星和書店、2004年4月、2。ISBN 9784791102068。
- 1 読書療法とは
- 2 読書療法の概要
読書療法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:53 UTC 版)
「認知行動療法#セルフヘルプ」および「読書療法」も参照 プラセボ効果を研究するアービング・カーシュ博士は、認知行動療法 (CBT) を受けなくても、そのメリットの多くを得ることができる方法として認知行動療法の読書療法を薦めており、臨床試験で良い結果が得られたものの中から2冊を紹介している。『うつのセルフ・コントロール』(熊谷久代訳、創元社、1993年)、『いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法』(デビッド・D・バーンズ、星和書店、2004年)はいずれも認知行動テクニックに関する本である。『いやな気分よ、さようなら』の臨床試験では、短期的には、標準的なCBTを実際に受けた人のほうが改善の度合いが高かったが、3ヶ月後には同等になった。3年間の追跡調査から効果が持続的であることも示唆されている。注意点は、読書療法の臨床試験は中程度のうつ病のみを対象として行われたことである。軽症から中等症のうつ病であれば、代替法として妥当だが、重度のうつ病にはどのような効果を発揮するのか分かっていない。
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