ドネーションウエア【donationware】
ドネーションウェア
【英】donationware
ドネーションウェアとは、フリーウェアやシェアウェアのようなソフトウェアの配布形態のうち、利用への対価の支払いが、ユーザーの判断に任されているソフトウェアの総称である。ドネーション(donation)とは、一般に「寄贈」を意味する英語である。
ドネーションウェアは、ユーザーにとってソフトウェアが利用価値のあるものと判断された場合に、開発者に対して任意の利用料(ドネーション)を寄付する仕組みとなっている。基本的に無償ですべての機能を利用することができる点で、対価の支払が必須であるシェアウェアとは異なっており、また、任意ではあるが(使用して気に入ったら)対価を支払うことが推奨されている点において、完全に無償で利用できるフリーウェアとも異なっている。ドネーションウェアはちょうどシェアウェアとフリーウェアの中間に位置する配布形態であるといえる。
ドネーションウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 04:13 UTC 版)
ドネーションウェア (Donationware) とは、ソフトウェアの配布形態のうち、フリーウェアのように無償ですべての機能を利用できるが、開発者が利用者の任意での寄付を求めているものを指す。ドネーションウェアは、完全に無償であるフリーウェアと、対価が必要なシェアウェアとの中間の形態と言える。日本語では、その集金方法がカンパに似ることから、カンパウェアともいう[1][2]。
脚注
- ^ “ドネーションウェアとは 「カンパウェア」 (donationware): - IT用語辞典バイナリ”. ウェブリオ. 2017年10月1日閲覧。
- ^ “カンパウェア(ドネーションウェア)とは - IT用語辞典”. インセプト (2006年3月3日). 2017年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
関連項目
ドネーションウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 05:24 UTC 版)
「オープンソースソフトウェアのビジネスモデル」の記事における「ドネーションウェア」の解説
「ドネーションウェア」も参照 ドネーションウェアは開発者が利用者の任意での寄付(ドネーション)を受け取り、その寄付を収益の一環とする。2011年より、SourceForge.netは利用者からホスティングしているプロジェクトへ寄付する仕組みを追加した。同様に、2012年にはイラストレーション・ソフトウェア・クリエイター(英語版)は利用者からオープンソースソフトウェア開発者へ寄付する仕組みを提供していた。インターネットマイクロペイメントシステムであるPayPal、Flattr(英語版)、ビットコインが寄付の仕組みを手助けしている。 知られている非常に大きな寄付キャンペーンは、2004年、Mozilla FoundationによるFirefox バージョン1.0の開発のためのもので、12月16日のニューヨーク・タイムズに2ページに渡って多くの寄付をした人の名前が並べられた。DaDaBIK(英語版)はダウンロード時に少額の寄付を求めている。
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