FLOSSとは? わかりやすく解説

floss

別表記:フラス

「floss」の意味・「floss」とは

「floss」は英語の単語で、日本語では「フロス」と表現される。主に二つの意味があり、一つ歯間清掃用の細い糸のことを指しもう一つ綿菓子のことを指す。歯間清掃用のフロスは、歯と歯の間に挟まった食べ物残り取り除くために使用される一方綿菓子フロスは、砂糖を溶かして紡いだもので、フェアカーニバルなどでよく見かける

「floss」の発音・読み方

「floss」の発音は、国際音声記号IPA)では/flɒs/と表記されるIPAカタカナ読みでは「フラス」となり、日本人発音するカタカナ英語では「フロス」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「floss」の定義を英語で解説

「floss」は、"a soft thread for cleaning the spaces between the teeth" または "a very light, soft, and fluffy substance that is made from sugar and is eaten at fairs and carnivals" と定義される。つまり、歯間清掃用の糸または綿菓子という意味である。

「floss」の類語

「floss」の類語としては、歯間清掃用の糸の意味では「dental floss」、綿菓子の意味では「cotton candy」や「candy floss」がある。それぞれの類語同様に歯間清掃お祭り風景連想させる

「floss」に関連する用語・表現

「floss」に関連する用語としては、「flossing」がある。これは「floss」を使って歯間清掃を行う行為を指す。「floss holder」はフロス使いやすくするためのツールである。また、「floss sugar」は綿菓子作るための特殊な砂糖を指す。

「floss」の例文

1. She uses floss every day to clean between her teeth.(彼女は毎日フロス使って歯間清掃している。)
2. He bought a stick of floss at the carnival.(彼はカーニバル綿菓子買った。)
3. Dental floss is an essential part of oral hygiene.(デンタルフロス口腔衛生重要な部分である。)
4. The cotton candy, also known as floss, was a hit with the children.(綿菓子、別名フロス子供たち大人気だった。)
5. She forgot to pack her floss when she went on a trip.(彼女は旅行に行くときにフロス忘れてしまった。)
6. The candy floss melted in his mouth.(彼の口の中で綿菓子溶けた。)
7. She found flossing to be a tedious task.(彼女はフロッシングを面倒な作業だと感じた。)
8. The dentist recommended using a floss holder for easier cleaning.(歯科医はより簡単な清掃のためにフロスホルダーの使用推奨した。)
9. The floss sugar is ready for making cotton candy.(綿菓子作るためのフロスシュガーが準備できている。)
10. He struggled to use the floss to clean his back teeth.(彼は奥歯清掃するためにフロスを使うのに苦労した。)

FLOSS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 08:04 UTC 版)

FLOSSだけで構成されたデスクトップ画面 (Linux Mint+Xfce+Firefox+GIMP+VLCメディアプレーヤー)

FLOSS(フロス)は、Free/Libre and Open Source Softwareの頭字語であり[注釈 1]自由ソフトウェアオープンソースをまとめて表現する語である[1]。Free/Open Source Software の頭字語を取ってFOSSとも呼ばれる。

FLOSSという名称の背景

自由ソフトウェアという語は1980年代に、自由ソフトウェア運動の創始者であるリチャード・ストールマンにより創られていた。

しかし英語の"Free"には「自由」と別に「無料」という意味もあるためオープンソースソフトウェアという言葉が使われるようになったが、これにより本来の目的であるユーザーの「自由」の語が削られてしまった[2][3]

リチャード・ストールマンをはじめとするフリーソフトウェア運動の推進者は、「オープンソースという語は自由ソフトウェアの意図を表していない」として論難し、「自由ソフトウェアと呼ぶべきである」と主張している[4]

その結果[要出典]、フリーソフトウェアとオープンソースの双方を包括する表現としてFOSS (Free/Open Source Software) やFLOSSが使われるようになっていった[いつから?]

FOSSとFLOSS

Free/Open Source Softwareという英語頭字語であるFOSSは、時が経つにつれ、より多くの言語で概念を伝えるためにFLOSSとなっていった[注釈 2]。Lは「自由な」を意味するフランス語やスペイン語のlibre、イタリア語のliberoを表す。

また、freeという語が多義であり、Free softwareについては「自由」の意であるのにもかかわらず、「無料」の意と混同されがちである。そのため、自由ソフトウェア支持者はしばしば、「自由」の意を明確にするために、英語ではないもののあえてラテン語(ないしフランス語、スペイン語)のlibreという語を好むことがある(例えばLibreOffice)。

自由ソフトウェアやオープンソースの概念を生み出した陣営はそれぞれの用語を生み出した経緯もあり、FLOSSなどの頭字語を支持する立場ではない[要出典]。しかし、両陣営間での摩擦を望んでいる訳ではないため、両者の関係を良好にするこの用語を歓迎している。事実、自由ソフトウェアの創始者であるリチャード・ストールマンは、公共の場でもこの頭字語を用いている。とりわけ、研究プロジェクトなどではこの頭字語を使って中立性を保っている[5]

2004年末には、FLOSSという頭字語は、南アフリカ共和国[6]やスペイン[7]、ブラジル[8]を含むいくつかの国の英語での公式文書内で使われている。

脚注

注釈

  1. ^ libreはフランス語で「自由な」の意。
  2. ^ ドイツ語の「自由な」はfreiであるためFOSSにすでに入っている。

出典

  1. ^ Richard Stallman (2016年11月18日). “FLOSS and FOSS”. 2018年2月9日閲覧。
  2. ^ 「マイクロソフトを嫌っていたのではない、われわれが嫌われていたのだ」――Rubyまつもとゆきひろ氏が語る、MSの壁”. ITmedia (2016年6月8日). 2024年8月8日閲覧。
  3. ^ 「フリーソフトウェアの目的は多くの人に使われることではない。使う人を自由にすることだ」─Internet Week 2001「リチャードストールマンと話そう」BOFレポート”. ASCII.jp (2001年12月8日). 2024年8月8日閲覧。
  4. ^ リチャード・ストールマン. “なぜ、オープンソースは自由ソフトウェアの的を外すのか”. 2021年3月3日閲覧。
  5. ^ Free Software - Free Society!:リチャード・ストールマンとのインタビュー、2004年
  6. ^ Free/Libre and Open Source Software and Open Standards in South Africa: A Critical Issue for Addressing the Digital Divide、National Advisory Council on Innovation(NACI)による。2004年7月。
  7. ^ FLOSS deployment in Extremadura, Spain、Interoperable Delivery of European eGovernment Services to public Administrations, Business and Citizensによる。2003年10月。
  8. ^ Relatório da ONU aponta o Software Livre(FLOSS) como melhor、softwarelivre.orgにて。2004年2月2日

関連項目



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