FLOSSという名称の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 05:32 UTC 版)
「FLOSS」の記事における「FLOSSという名称の背景」の解説
自由ソフトウェアという語は1980年代に、自由ソフトウェア運動の創始者であるリチャード・ストールマンにより創られていた。 他方で、開発者を一般に募ったり、ソフトウェア間でのソースコードの利用を推進したりするという目的において、ソフトウェアのソースコードを開示することに関心をもつ企業などが現れた。しかし、フリーソフトウェア運動は特許権や著作権などの知的財産権による独占を否定する社会変革運動である。そのため、知的財産権による保護に基づいて事業を展開する多くのソフトウェア関連企業や、デバイスドライバの内容を知的財産権によって秘匿しているハードウェア関連企業などにとっては、自由ソフトウェアの概念は容認され得ざるものである。そこで、ソフトウェア開発手法としての概念であるオープンソースという語が1998年に創られた。すなわちオープンソースという概念は、自由ソフトウェアがもつ社会変革思想を措いたものである。したがって、オープンソースの語は、多くの企業に広まり、マスメディアにもしばしば積極的にとりあげられるようになった。 リチャード・ストールマンをはじめとするフリーソフトウェア運動の推進者は、「オープンソースという語は自由ソフトウェアの意図を表していない」として論難し、「自由ソフトウェアと呼ぶべきである」と主張している。 その結果[要出典]、フリーソフトウェアとオープンソースの双方を包括する表現としてFOSS (Free/Open Source Software) やFLOSSが使われるようになっていった[いつから?]。
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