アンインストール【uninstall】
アンインストール
アンインストールとは、コンピュータに導入済みのアプリケーションソフトを適切に削除して、導入前の状態に戻すことである。
アプリケーションソフトによっては、アンインストーラと呼ばれるアンインストール専用のソフトウェアが付属しており、確実にアンインストールができるようになっている。Windowsならば「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」を実行することでアンインストールを管理できる。
導入前の状態に戻すために、アプリケーションソフトの実行ファイルだけを削除すると、アプリケーションソフトを動作させるための設定ファイルが残ったり、オペレーティングシステム(OS)の設定変更がそのままになったり、といった思わぬ不具合が発生することがある。
アンインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/18 06:05 UTC 版)
アンインストール (Uninstall) とは、プログラムやアプリケーションなどのソフトウェアをシステムから削除し、導入前の状態に戻すことである。対義語はインストール(導入)。アンインストールを自動的に実行するプログラムのことをアンインストーラと呼び、通常アンインストーラはインストーラと同時に配布される。また、新しいバージョンにアップグレードした製品を旧バージョンに戻す作業のことを指す場合もある。
一般的なソフトウェアのアンインストール作業は、対象ソフトウェアを停止させた上で、そのソフトウェアの実行ファイル、設定情報、ディレクトリ、リンクなどを削除する流れとなる。対象ソフトウェアが別のソフトウェアに影響を及ぼしていた場合は、アンインストール後においても正常動作を保つように適切な措置を施す必要がある(アンインストール時にその旨を伝えるメッセージが表示されるソフトもある)。また、単にファイルを削除しただけでは設定の変更が行われず、システムの状態が不安定になり、動作不良の原因となるので、アンインストーラが付属しているソフトウェアでは必ずアンインストーラを使用すべきである。
Windowsをはじめ多くのOSでは、システムにインストールされたプログラムを一元的に管理する機能が用意されている。また、RPMやyumなどのパッケージ管理システムにおいてもアンインストール機能が提供されている。
なお、次回の再インストール時にソフトウェアの設定を再度変更する手間を省くため、プログラムの設定ファイルなどは削除されない場合がある(しかしこの場合、誤った設定を行ったために不具合が出た場合は再インストールをしても不具合が再び出てしまう)。
アップグレード後のOSの新バージョンから旧バージョンに戻す作業のことは一般的にダウングレードとは言わず、アンインストールという(ダウングレードは、使用許諾契約書に則って新しいバージョンを旧バージョンに戻せる権利のことを指す場合が多い。「ダウングレード権」などと言う事もある)。Windowsの場合、新しいバージョンをアンインストールするには、旧バージョンからのアップグレードの際に、旧バージョンのシステムファイルを保存しておく必要がある。旧バージョンのシステムファイルが保存されていれば、新バージョンのWindowsをアンインストールして、旧バージョンに戻すことができる。ただし、Windows 2000やWindows Vistaのように最初からアンインストール機能が備わっていない場合や、Windows 2000からWindows XPにアップグレードした場合など、アンインストールに対応していない場合もある。
関連項目
[[pt:Instalação
(computação)#Desinstalador]]
アンインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 06:45 UTC 版)
「再インストール」の記事における「アンインストール」の解説
導入済みのソフトウェアを削除するためアンインストール実行する。その後、再度インストールを実行することにより、再インストールとなる。また、ソフトウェアによってはインストーラーを実行すると自動的に再インストールするものも存在する。これらの方法では設定ファイル等は削除されないことがあり、これが「再インストールしても問題が解決しない」原因になることもある。
※この「アンインストール」の解説は、「再インストール」の解説の一部です。
「アンインストール」を含む「再インストール」の記事については、「再インストール」の概要を参照ください。
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