旧バージョンからのアップグレード / アンインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 04:31 UTC 版)
「Microsoft Windows Vista」の記事における「旧バージョンからのアップグレード / アンインストール」の解説
通常パッケージ製品のアップグレード版でのアップグレード対象製品は、Windows XPの全てのエディション、Windows Vistaの全てのエディション、Windows 2000 Professionalのみである。 Windows XP Home EditionからはWindows Vistaの全てのエディションにアップグレード可能であるが(StarterとEnterpriseを除く)、Windows XP ProfessionalとTablet PC EditionからはBusinessとUltimateにしかアップグレードできない(Professional x64からは直接アップグレードすることができず、新規インストールを行う必要がある)。Windows XP Media Center Edition からはHome PremiumとUltimateにのみアップグレード可能。また、Windows XPからWindows Vistaにアップグレードする際は、どのエディションにアップグレードする場合でも、Windows XPにService Pack 2以降がインストールされている必要がある。 また、Windows Vistaの下位エディションから上位エディションにWindows Anytime Upgradeやステップアップグレードパッケージ版を使用してステップアップグレードする事も一応可能であるが、Windows XPと同様アップグレードするバージョンの組み合わせによってはアップグレードできない場合もある(Home Basicからは全ての上位エディションにステップアップグレードが可能であり(ただしHome Premium かUltimateへのみ、その他Home PremiumからUltimate、BusinessからUltimateへは可能)、Home BasicからBusinessへと、Home PremiumからBusinessへは、ステップアップグレード版はなく通常のアップグレード版からは可能。)。Windows Vistaの上位エディションから下位エディションにアップグレードするは当然できない。ただし、上位エディションから下位エディションのインストールメディアを用いてセットアッププログラムを起動し、下位エディションに新規インストールという形で戻すことは可能。日本ではHome Basicでなく上位のHome Premiumが過半数を占めUltimateの需要も多いため、Windows Vista Ultimateステップアップグレードパッケージ版(Home PremiumからのみUltimateへ)が期間限定で先行発売された。 また、アップグレード対象製品に含まれているにもかかわらず、Windows 2000 Professionalからは直接アップグレードすることができず、新規インストールを行う必要がある(この場合、Windows 2000にもService Pack 4がインストールされている必要あり)。Windows 2000 Professionalから環境を引き継ぎたい(アップグレードしたい)場合は、先にWindows XPにアップグレードする必要がある。Windows 2000より前のバージョン(Windows 98等)からはセットアッププログラムを起動させることすらできない。 余談ではあるが、Service Pack 4が適用されたWindows 2000 Server及びWindows 2000 Advanced Serverからでも、Windows Vistaのセットアッププログラムを起動させ、新規インストールを開始することはできるが、Professional以外のWindows 2000は、パッケージに記載されているアップグレード対象製品になっていないため、アップグレード版のWindows Vistaのインストールメディアを使い、これらのバージョンから新規インストールすると、Microsoftの使用許諾契約書の条項に違反することになる。 なお、Windows XPまでとは異なり一度アップグレードすると通常の方法(コントロールパネルを利用した方法)では旧バージョンに戻すこと(アンインストール)はできないが、アップグレード中に作成される元の Windows の情報が格納されているフォルダ「Windows.OLD」が削除されずに残っている場合、コマンドプロンプトを使った特殊な方法で Windows Vista をアンインストールして旧バージョンに戻すことができる場合がある。しかし、若干複雑な手順を踏まなければならない。同じ方法を利用して後続の Windows 7 もアンインストールできる。 詳細は「マイクロソフト」を参照 その他アカデミック アップグレードやボリューム ライセンス版のクライアント OSは基本的にアップグレード版のみの提供となっている。アップグレード対象も異なる場合があるが、Windows XP以外はいずれも新規インストールに限られる。なおクライアント OS のボリューム ライセンスは最新OSへのアップグレード権のみが販売されているため、Windows 7登場後に Windows Vistaのボリューム ライセンスを使用するには Windows 7のダウングレード権を使う形になる。
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旧バージョンからのアップグレード / アンインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 19:35 UTC 版)
「Microsoft Windows 98」の記事における「旧バージョンからのアップグレード / アンインストール」の解説
Windows 98には、Windows 3.1かWindows 95からのみアップグレード可能。Windows NTからのアップグレードはできない。Windows 98からWindows 98 Second Editionにアップグレードするには別途「Windows 98 Second Edition アップグレード版CD-ROM」か「Windows 98 Second Edition Update CD-ROM」を用意する必要がある。また、アップグレード時にシステムファイルを保存していれば、旧バージョンに戻すこと(アンインストール)は可能。
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旧バージョンからのアップグレード / アンインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:33 UTC 版)
「Microsoft Windows 2000」の記事における「旧バージョンからのアップグレード / アンインストール」の解説
Windows 2000 Professionalは本来、Windows NT 3.51 WorkstationとWindows NT 4.0 Workstationからのアップグレードを想定しているが、Windows NT系列のOSと、Windows 9x系列のOSはWin32という共通のAPIを備えている為、Windows 95、Windows 98(Second Edition含む)、Windows Meからでもアップグレードは可能。ただし、どのバージョンからアップグレードしても、旧バージョンに戻す事(アンインストール)はできない(Windows 2000には元々アンインストール機能が備わっていないため)。なお、Windows 2000 Professional 期間限定アップグレードパッケージ(Windows 95/98/98SEからのアップグレード)もあった。また、Windows MeはWindows 2000よりも後にリリースされているので本来ならアップグレード対象になっていないはずだったが、Microsoftから2001年2月に正式にWindows MeもWindows 2000のアップグレード対象OSとして認められた。ただし、アップグレードインストールはサポートされておらず、フォーマットしての新規インストールのみがサポートされている。一応、Windows MeからWindows 2000にアップグレードインストールする事自体はできるが、Windows Meからアップグレードすると、Windows Meに備わっていた一部の機能(システムの復元など)が利用できなくなる。また、通常パッケージ版ではWindows 3.1及びそれ以前のOSからはアップグレードできない。 Windows 2000 ServerとWindows 2000 Advanced Serverへは、Windows NT Server 3.51と4.0からのみアップグレード可能。また、Windows 2000の異なるバージョン間でのアップグレードはサポートされていない(Windows 2000 ProfessionalからWindows 2000 Serverにアップグレードする事はできず、その逆もできない。ただし、新規インストールは可能)。 アカデミックパックでは「優待アップグレード版」という形態が取られており、上記に加えWindows 3.1も正式なアップグレード対象に含まれた。さらに他社OSもアップグレード対象であり、パッケージのシールでは具体例としてUNIX、OS/2およびMacintoshが挙げられている。すなわちコンピュータシステムごと乗り替える「アップグレード」も想定されている。無論これらはライセンスの話であり、インストールについては通常版と同様に(Windows 95/98/98SE/NT以外からの)アップグレードインストールはサポートされておらず新規インストールしかできない。ちなみにこの「優待アップグレード版」CDから新規インストールを開始すると、アップグレード版であるにも関わらず、旧バージョンのインストールメディアの挿入を要求されない(通常のアップグレード版から新規インストールを開始すると、途中でアップグレード対象製品のCDの挿入を要求されるはずである)。 ボリュームライセンス版ではクライアントOS(Windows 2000の場合はProfessional)について、最新OSへのアップグレードライセンス(に付随するWindows 2000へのダウングレード権)として提供されている。そのアップグレード対象は契約内容によって異なり、場合によっては一部の他社OSがアップグレード対象になることもある。やはりWindows 95/98/98SE/NT以外からのアップグレードインストールはサポートされていない。
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旧バージョンからのアップグレード / アンインストール
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「Microsoft Windows 95」の記事における「旧バージョンからのアップグレード / アンインストール」の解説
Windows 95には、Windows 3.1からのみアップグレード可能。Windows NTからはアップグレードできない。また、アップグレード時にシステムファイルを保存していれば、旧バージョンに戻す事(アンインストール)ができる。
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旧バージョンからのアップグレード / アンインストール
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「Microsoft Windows Millennium Edition」の記事における「旧バージョンからのアップグレード / アンインストール」の解説
Windows Me には、 Windows 95 か Windows 98 (Second Editionも含む)からのみアップグレードできる。Windows 3.1、Windows NT、Windows 2000 からはアップグレードできない。また、Windows 95 からは Windows Me のアップグレード版の1つである「Windows 98ユーザー限定期間限定特別パッケージ」(Windows 98/98 SE からのアップグレードを前提にした低価格の専用アップグレードパッケージ)を使用してアップグレードする事はできない。Windows 95 からアップグレードしたい場合は、それに対応した標準アップグレードパッケージを用意する必要があるが、手元に Windows 98 のインストールCDが1枚あれば(通常版・アップグレード版問わず。Second Edition アップデートCDからでも可能)、セットアップの途中でこれを挿入する事でアップグレード認証を通過して、「Windows 98ユーザー限定期間限定特別パッケージ」を用いて Windows 95 からいきなり Windows Me にアップグレードする事ができる(この方法により、Windows 95 から Windows 98 を経由して Windows Me にアップグレードするという手間が省ける)。 Windows 95 と Windows 98 のどちらからアップグレードしてもシステムファイルが保存されていれば、旧バージョンに戻す事(アンインストール)は可能。
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