党国体制とは? わかりやすく解説

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党国体制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 15:09 UTC 版)

党国体制(とうこくたいせい)とは、中国国民党一党独裁下の中国大陸1928年 - 1949年)と台湾1945年 - 1996年)において、中国国民党のポストと中華民国政府のポストが完全に重なり合う政治体制を指した語[要出典]。 また、一般に一党制政府の政治の理想である政党が絶対的な権力を掌握し、国家に代わって主権を行使し、国家機関の政体を全面的にコントロールすることを表す政治学の用語である。 党国体制と憲政主義とは必ずしも同じものとは限らず、前者の主権は党組織に直接に属するのに対し、憲法で国家は党組織のためにあると明示している場合においても後者は国民に直接に属している。国民がもし政治に参加したいなら、まずは党員やしばしば党幹部になる。党国体制下では、党主席や総書記といった政党の指導者は総統や国家主席と言った国家元首や、総理や議長と言った国家元首の地位や権力を上回ることになる。






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