台湾遷都
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:46 UTC 版)
「中華民国政府遷台」および「台湾国民政府」も参照 1949年12月7日、総統に復帰した蔣介石率いる中華民国政府が、首都を中国共産党に実効支配された南京から、臨時首都として台湾島の台北に移転したことにより、台湾島及び附属島嶼や金馬地区などのみを実効支配する国家として、1950年までに再編成された。同時に動員戡乱時期臨時条款が制定され戒厳体制が発布された(党国体制)。 日本は、1951年のサンフランシスコ講和条約および1952年の日華平和条約において、台湾島地域に対する権原を含める一切の権利を放棄したが、それらの帰属先が明言されていないため、台湾島地域の国際法上の領有権は「未確定である」という見方(台湾地位未定論)がある。
※この「台湾遷都」の解説は、「中華民国」の解説の一部です。
「台湾遷都」を含む「中華民国」の記事については、「中華民国」の概要を参照ください。
- 台湾遷都のページへのリンク