台湾路線の自社便名による運航
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 07:42 UTC 版)
「エアーニッポン」の記事における「台湾路線の自社便名による運航」の解説
ANAが中華人民共和国に乗り入れているため、政治的配慮からANAグループの中華民国(台湾)路線はエアーニッポン(EL)の便名で運航していた。どの路線であっても、エバー航空とのコードシェア便となっていた。日本と台湾の両政府間の航空協議によって、2008年4月1日より日本航空 (日本アジア航空による運航)とANAは、子会社の便名を使わずに自社の便名で台湾への直行便を運航することになり、エアーニッポンの自社便名による運航はなくなった。 当時ANAグループが運航していた台湾線2路線のうち、一方の中部 - 台北線はエアーニッポンが自社の社員・機材(ボーイング737-700型機)で運航していた。もう一方の成田 - 台北線はANA社員がエアーニッポンに在籍出向し、ボーイング767-300ER型機を使用してエアーニッポン (EL) 便名で運航していた。2008年4月1日以降は、中部 - 台北線はエアーニッポンの社員と機材(ボーイング737-700型機)を使用してANA (NH) 便名で運航(のちに路線廃止)、ANAのボーイング767-300ER型機で運航している成田 - 台北線はANAの自社運航となった。
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