767-300ERとは? わかりやすく解説

767-300ER

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 05:15 UTC 版)

ボーイング767」の記事における「767-300ER」の解説

767-300新型エンジン搭載し燃料容量増加航続距離伸ばしたもの。767-300航続距離は7,340kmだが、-300ERでは11,306kmとなっている。初受注アメリカン航空よるもので、計画1984年7月21日正式にローンチしている。初号機1986年12月9日初飛行し、ローンチカスタマーアメリカン航空へは1988年2月19日納入されている。機体の設計変更767-200から-200ERへ行われたものと同様であるが、重量増加対策として客室などの素材一部強化している。767派生型の中では最多製造機となった。のちに燃費低減目的として、737NGシリーズ採用しているウィングレット用意されアメリカン航空などが採用している。 なお、767標準仕様では、最大客席数は290席に制限されるが、-300ERではオプション扱い非常口配置変更することを可能とし、これによって最大客席数を350席まで増加させることを可能とした。非常口配置は以下の3種存在するA-III-III-A 標準仕様タイプAドア最前部と最後部にあり、主翼上にタイプIII非常口2つ並ぶ。 A-A-III-A オプション仕様タイプAドア最前部と最後部に加えて主翼前方にも設置主翼上にタイプIII非常口1つ設置A-A-I-A オプション仕様タイプAドア最前部と最後部に加えて主翼前方にも設置主翼後方タイプI非常口1つ設置標準仕様A-III-III-AオプションA-A-III-AオプションA-A-I-Aこのように同一機種複数の扉配置オプションとして設定したのは、ボーイングジェット旅客機中でも757767のみである。

※この「767-300ER」の解説は、「ボーイング767」の解説の一部です。
「767-300ER」を含む「ボーイング767」の記事については、「ボーイング767」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「767-300ER」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「767-300ER」の関連用語

767-300ERのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



767-300ERのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのボーイング767 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS