CLUB ANA Asia
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/13 09:01 UTC 版)
「CLUB ANA」の記事における「CLUB ANA Asia」の解説
2002年からボーイング767-300ERに「CLUB ANA Asia」を導入し、全席にAVDO対応のシートテレビと電動アシストを設置した上、横5列(2-1-2)の座席とし、767のビジネスクラスとしてはゆとりのある座席配置とした。 「CLUB ANA Asia」は中華人民共和国線で人気が出て、エアバスA320にも搭載されるようになった。但しボーイング767-300ERとは違ってビジネスクラスのシートテレビがポータブルHDDとなる。2008年現在では、ほぼ全てのボーイング767-300ERが「CLUB ANA Asia」となっており、主に成田-シンガポール・香港・中華人民共和国・東南アジア・ホノルル線に就航していたが、ボーイング767-300ERの退役、国内線移管に伴い数を減らし2019年現在では関空・成田発着の一部中国路線に使用されている。また、2010年以降に導入されたボーイング767-300ERの新造機にはこのタイプではなく「ANA BUSINESS CRADLE」の座席が設置されている。 また、2001年~2004年に欧米線に導入された「スーパースタイル」機(ボーイング777-200ER)は、ボーイング777-300ERの欧米線への導入が進んだ事で余剰が発生した。そこでファーストクラスを廃止し、ビジネスクラスをCLUB ANA Asiaに改修した。エコノミーを含めて306席(Club ANA Asiaは35席、エコノミークラス271席)で全席にシートテレビを装備する。2008年現在は羽田-ソウル(金浦)、成田-上海・香港や一部国内線に就航していたが、2019年現在777-200ERの国際線での定期運用はなく国内線座席に改修され国内線で使用されている。元々、短距離路線への投入を意図したシート配置のためトイレの数が国内線機材並みに少ないことに加え、ビジネスクラスが35席しかない(New Styleと比較すると半減)ため慢性的に混雑することもあった。 2008年から737-700にプレミアムクラスを搭載に導入したが、国際線に投入する際はCLUB ANA Asiaとなる。パソコン電源とパーソナルライトが設置され、シートテレビの代わりにポータブルHDDプレーヤーが国際線運航時に提供される。 2008年現在の装備機種:767-300ER/777-200ER/737-700/A320
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