国内線機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:25 UTC 版)
2022年1月現在、国内線機材では、もっとも需要が高い幹線(羽田 - 伊丹、新千歳、福岡、那覇線など)には主にエアバスA350-900型機やボーイング787-8型機、準幹線には主にボーイング767-300ER型機、地方路線には主にボーイング737-800型機を充当している。 2009年2月からは、既存路線の機材小型化・運航コストの効率化を目的に系列会社のジェイエアが運航する小型機エンブラエル170を導入した。2014年に同型機を追加発注すると同時にストレッチ型のエンブラエル190も新規発注し、2016年から導入運用されている。 2017年9月に787-8を退役する767-300型機や777型機の国内線代替機材として追加発注。2019年9月に受領し、2019年10月27日より羽田-伊丹線を皮切りに運航を開始した。 2019年6月からは前述のとおりボーイング777-200型機/-300型機の後継機としてエアバスA350-900の導入を進めており、2019年9月1日より羽田-福岡線を皮切りに運航を開始した。 2020年以降はCOVID-19に伴い、国際線需要減退の影響もあり、国際線で運用されていたボーイング777-200ER(GEエンジン採用機)を国内線転用し2023年度末まで運用する予定だが、客室仕様を国際線仕様のまま転用されるが普通席にプラス1,000円で乗れるクラスJとしてビジネスクラスを販売するため、人気が高く競争率が激しくなっている。また、国際線仕様のボーイング767-300ERやボーイング737-800を国内線に充当するケースもある。2021年4月からはエアバスA350-900を伊丹ー那覇路線に投入し、後述のエンジントラブルに伴う飛行停止措置により同年3月末で退役扱いとなったPWエンジン採用のボーイング777-200型機/-300型機の計13機と入れ替え運用された。また2021年7月初旬からボーイング787-8型機を新千歳 - 羽田線に投入し、主に午前の路線で運行されている。
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