クラスJ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:25 UTC 版)
日本エアシステムとの経営統合後、「スーパーシート」「レインボーシート(日本エアシステム)」を元に、日本航空としては初めての国内線へのミドルクラスの導入として、通常運賃にプラス一律1,000円で利用できる「クラスJ」を設置した。現在は、ジェイエアが運航するエンブラエル170並びに日本エアコミューター、北海道エアシステム、琉球エアーコミューターの各機種を除くすべての機材に設定している。2016年5月にはジェイエアのエンブラエル190にもクラスJが設置された。これによりリージョナルジェットで初めてクラスJが設定されることになった。 追加料金が1,000円という廉価にもかかわらず、より広いシートと高いサービスで空の旅を楽しむことができること、空席がある場合は当日空港でアップグレードできることなどが利用客に受け入れられ、高い座席使用率を維持していることから、2010年8月、設定座席数を増やすことを発表した。 なお、1980年代中盤には、国際線のファーストクラスとエグゼクティブクラスの間に、「クラスJ」と似た名称の上級中間クラス「スーパーエグゼクティブ・Jクラス」が設定されていた。 修学旅行などの団体客が重なった場合には、クラスJ装備機での運航であってもクラスJの座席を一般客に対し普通席扱いで開放する場合がある。 座席や詳しいサービスについては、JALホームページ を参照。
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