国内自社エリア外のローミングサービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 16:16 UTC 版)
「ローミング」の記事における「国内自社エリア外のローミングサービス」の解説
イー・アクセス(EMOBILE LTE音声サービス) - 2013年7月25日に開始されたサービスで、自社の音声エリア外となるところにおいては、ソフトバンクモバイルの3Gエリアのうち、2GHz帯が利用できるところをカバーする(1.5GHz帯、900MHz帯のエリアは対象外)。ただし、対応端末が必要。後述する、かつて存在したドコモローミングとは別個のサービスとなる。対象端末はGL07Sのみ。 ワイモバイル(電話サービス(タイプ2)契約) - 2014年8月1日のY!mobileブランド開始と同時にスタートしたもので、上述の旧イー・アクセス契約同様、旧イー・アクセスの音声網がカバレッジしていないエリアは、ソフトバンクモバイルの2.1GHz帯および900MHz帯ネットワークを利用するもの。なお、着信時に自社音声網をとらえられない場合は、タイプ2契約者あての発信者に聞こえる発呼音がソフトバンクモバイルと同様の作動を行うことがあり、その場合は、ワイモバイルあての通話料ではなく、ソフトバンクモバイルあての通話料が適用される。対象端末は、2015年3月時点で302HWがある。 なお、ソフトバンクモバイル携帯電話利用者が、LTE通信時にワイモバイル網での通信になることがあるが、画面の事業者表示は「SoftBank」のままとなり、また、何らかの料金体系に変動が起きることもない(3G音声網は、ワイモバイル回線にローミングインすることはない)。また、同じワイモバイル契約でも、電話サービス(タイプ1)契約の場合は、ソフトバンクモバイルと契約したスマートフォンの場合と同じ挙動をする。 楽天モバイル - 2019年10月1日のサービス開始時から、自社のエリア外となるところにおいては、KDDIのau 4G LTEエリア(800MHz帯)にローミングする。なお、今後の楽天モバイルの自社基地局の整備状況により、各都道府県単位でローミング提供の継続有無を決定し、サービス提供期間は2026年3月31日までとなっている。
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