中華民国/中華人民共和国における運用とは? わかりやすく解説

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中華民国/中華人民共和国における運用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:19 UTC 版)

M18 57mm無反動砲」の記事における「中華民国/中華人民共和国における運用」の解説

中華民国においては1945年アメリカより援助品として供与され部隊での運用結果良好であったことから、1946年7月自国生産着手した。しかし、同年11月から1949年にかけて生産された砲は材質精度問題があり、いずれも実際の使用には耐えないものであったこのため、“民國36年式57mm無後坐力炮”(36年式57mm無反動砲,“36年式”は中華民国暦民国紀元)に基づく)との制式名称与えられていたにもかかわらず部隊配備はなされなかった。 中華人民共和国ではアメリカ中華民国供与したものを捕獲し、その有用性着目して民国建設した製造工場設計図用いて1952年より“52式57mm无后坐力炮”としてコピー生産し、独自設計砲架組み合わせて歩兵大隊支援火砲として長らく使用した52式はコピー品ありながら独自に開発した安定翼HEAT弾使用できる点でオリジナルよりも改良されている。52式は中華人民共和国の他北ベトナムタンザニアなどの国々にも輸出供与され用いられている。 なお、52式はフルコピーでありながら口径弾頭正確に既成子部分)を意図的に1mm拡大して製造されており、52式はM18弾薬使用することができるが、M1852式用として製造され弾薬用いることはできない。これはM20 スーパー・バズーカをフルコピーした5190毫米反坦克火箭でも見られる中華人民共和国がフルコピーしたアメリカ製火砲見られる特徴である。

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中華民国/中華人民共和国における運用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 03:50 UTC 版)

M20 75mm無反動砲」の記事における「中華民国/中華人民共和国における運用」の解説

中華民国においてはM18 57mm無反動砲と共に1945年アメリカより援助品として供与され部隊での運用結果良好であったことから設計図入手して製造設備揃えて自国生産着手したが、国共内戦結果台湾へ撤退により、中国大陸では部分的な国産成功したのみに終わっている。台湾遷都(「台湾国民政府」の発足)後に改め台湾生産され国産品は“民國43年式75mm無後坐力炮”(43年式75mm無反動砲,“43年式”は中華民国暦民国紀元)に基づく)の制式名称与えられ同じくライセンス生産されたM40 106mm無反動砲と共に長らく装備された。 中華人民共和国では、中華民国から接収した設備設計図用いて52式75mm无后坐力炮”として1952年からコピー生産し、車輪装着できるように改良した独自設計砲架組み合わせて運用した。更に、1956年よりは細部中華人民共和国独自の仕様修正した56式75mm无后坐力炮”、11950年代の末には56式の砲身と砲尾を分割して分解して運搬できるように変更した56I型”を開発1967年には、-I型細部改修し砲架より車輪廃して三脚のみとし、撃鉄付き銃把ピストル型フォアグリップ)を備えた発展型の“56II型”が開発され1968年より生産と配備開始され歩兵大隊支援火砲として長らく使用された。 52/56式はコピー品ありながら独自に開発した安定翼HEAT弾使用できる点でオリジナルよりも改良されている。また、改良為される毎に軽量化がなされ、56I型では砲架が43.6 kgから32.4 kg砲本体45 kgから34 kg減量され、56II型では未装填状態の砲本体30 kg余、砲全体重量でも51 kg(うち砲架16 kg)と、個人が肩担して運搬し運用できるものにまで軽減されている。 52式、および56式の各型中華人民共和国の他北ベトナムといった国々にも輸出供与され用いられており、レバノン内戦では中華人民共和国支援した勢力使用していることが確認されている。

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