稠密集合とは? わかりやすく解説

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稠密集合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 14:07 UTC 版)

数学位相空間論周辺分野において、位相空間 X部分集合 AX において稠密(ちゅうみつ、: dense)であるとは、X の各点 x が、A の元であるか、さもなくば A集積点であるときにいう[1]。イメージで言えば、X の各点が A の中か、さもなくば A の元の「どれほどでも近く」にあるということを表している。例えば、有理数実数の稠密集合である。なぜなら任意の実数は、有理数であるか、さもなくばどれほどでも近い有理数をとることができるからである(ディオファントス近似も参照)。


  1. ^ a b c Steen & Seebach 1995, p. 7
  2. ^ Bourbaki, p. 76, §8, no. 1, Corollary 1 (Principle of extension of identities)- 稠密部分集合上で定義された正則空間への写像の連続拡張については (Bourbaki, p. 81, §8, no. 5, Theorem 1) を参照
  3. ^ Steen & Seebach 1995, p. 5
  4. ^ a b c Steen & Seebach 1995, p. 6


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