可算集合とは? わかりやすく解説

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かさん‐しゅうごう〔‐シフガフ〕【可算集合】


可算集合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 05:45 UTC 版)

可算集合(かさんしゅうごう、英語: countable set または denumerable set)または可付番集合とは、おおまかには、自然数全体と同じ程度多くのを持つ集合のことである。各々の元に 1, 2, 3, … と番号を付けることのできる、すなわち元を全て数え上げることのできる無限集合と表現してもよい[1]


  1. ^ a b c d e 「コンピュータサイエンス入門」講義資料”. 京都大学数理解析研究所. 2022年7月27日閲覧。
  2. ^ a b 第7章 可算集合”. Computer Science, RIMS, Kyoto University. 2022年7月27日閲覧。
  3. ^ a b c d 数学の楽しみ 2D 集合の濃度”. 大阪大学大学院理学研究科数学専攻・理学部数学科 松本佳彦. 2022年7月27日閲覧。
  4. ^ a b c d 可算集合と非可算集合”. 東京電機大学理工学部理学系数学コース 越智 禎宏. 2022年7月27日閲覧。


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可算集合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 08:37 UTC 版)

濃度 (数学)」の記事における「可算集合」の解説

詳細は「可算集合」を参照 自然数全体からなる集合濃度可算無限濃度または単に可算濃度という(古く可付番濃度とも呼ばれた)。通常、 ℵ 0 {\displaystyle \aleph _{0}} (アレフ・ゼロ)あるいは a {\displaystyle {\mathfrak {a}}} と表記される。 ℵ {\displaystyle \aleph } はヘブライ文字アレフである。濃度可算無限になる集合可算無限集合または単に可算集合(英: countable set)という。たとえば、整数全体からなる集合有理数全体からなる集合はいずれ可算無限集合である。可算無限以下であるよう濃度高々可算濃度または単に可算濃度という。 可算無限濃度には以下のような性質がある。 ℵ 0 {\displaystyle \aleph _{0}} は極小な無限濃度である。すなわち、 κ {\displaystyle \kappa } が ℵ 0 {\displaystyle \aleph _{0}} より小さ濃度ならば、 κ {\displaystyle \kappa } は有限濃度(すなわち自然数)である。 選択公理仮定すると、 ℵ 0 {\displaystyle \aleph _{0}} は最小な無限濃度である。すなわち、全ての無限濃度 κ {\displaystyle \kappa } に対して、 ℵ 0 ≤ κ {\displaystyle \aleph _{0}\leq \kappa } が成り立つ。

※この「可算集合」の解説は、「濃度 (数学)」の解説の一部です。
「可算集合」を含む「濃度 (数学)」の記事については、「濃度 (数学)」の概要を参照ください。

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