すうがくげんろん【数学原論】
数学原論
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数学原論(すうがくげんろん、仏: Éléments de mathématique)は、数学者集団ニコラ・ブルバキ (Nicolas Bourbaki) による数学に関する専門書である。2016年現在11の部門からなり、各部門が1つあるいは複数の章に分かれている。最初の巻はエルマン (Hermann) 書店によって1939年から、はじめは小冊子の形で、後に合本として、出版された。編集者との意見の相違から、出版は1970年代にCCLSに代わり、1980年代にはマソン (Masson) 書店に代わった。2006年からは、シュプリンガー・フェアラーク (Springer Verlag) がすべての分冊を再出版している。
- ^ “save_image”. www.kosho.or.jp. www.kosho.or.jp. 2024年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月14日閲覧。
- ^ “aucfree”. img.aucfree.com. img.aucfree.com. 2024年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月14日閲覧。
- ^ a b c Mashaal 2006, p. 55.
- ^ a b c Mashaal 2012, p. 84.
- ^ Mashaal 2006, p. 56.
- ^ Mashaal 2012, p. 85.
- ^ Premières éditions françaises des Éléments de mathématique.
- ^ Archives de l'Association des Collaborateurs de Nicolas Bourbaki
- 1 数学原論とは
- 2 数学原論の概要
- 3 プロジェクトの進展
数学原論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 02:41 UTC 版)
数学原論は1939年の『集合論 要約』を皮切りに11部門が出版され 1.集合論 2.代数 3.位相 4.実一変数関数 5.位相線型空間 6.積分 の6部門においては特に順序にこだわり部門の順序も含めて既に示した結果を用いて記述されている。それで集合論を土台に数学の再編を行ったという事であるが、実際の出版の順序は必ずしもこのようにはいかなかった。その後の部門 7.リー群とリー環 8.可換代数 9.多様体 10.スペクトル論 11.代数的位相幾何学 では順序が決まっているわけではない。
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