可換体とは? わかりやすく解説

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可換体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 22:51 UTC 版)

抽象代数学において可換体(かかんたい、: corps commutatif)あるいは単に(たい、: field[注 1]とは、零でない可換可除環、あるいは同じことだが非零元全体が乗法の下で可換群をなすようなのことである。そのようなものとして体は、適当なアーベル群の公理と分配則を満たすような加法減法乗法除法の概念を備えた代数的構造である。最もよく使われる体は、実数体、複素数体、有理数体であるが、他にも有限体関数の体、代数体p 進数体などがある。


  1. ^ a b 本記事において単に体と言った場合「可換」体を意味するものとする。


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