スカラー (数学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/31 03:34 UTC 版)
線型代数学では、ベクトル空間のベクトルに対比するものとしての実数をスカラー(英: scalar)と呼び、ベクトルを定数倍して別のベクトルを作り出す演算としてスカラー倍が定義される[1][2][3]。より一般に、実数全体に替えて任意の体、例えば複素数全体を用いてベクトル空間を定義することができるが、そのときのベクトル空間のスカラーとはその体の元のことを示すものということになる。
- ^ Lay, David C. (2006). Linear Algebra and Its Applications (3rd ed.). Addison–Wesley. ISBN 0-321-28713-4
- ^ Strang, Gilbert (2006). Linear Algebra and Its Applications (4th ed.). Brooks Cole. ISBN 0-03-010567-6
- ^ Axler, Sheldon (2002). Linear Algebra Done Right (2nd ed.). Springer. ISBN 0-387-98258-2
- ^ http://math.ucdenver.edu/~wcherowi/courses/m4010/s08/lcviete.pdf Lincoln Collins. Biography Paper: Francois Viete
- 1 スカラー (数学)とは
- 2 スカラー (数学)の概要
- 3 関連項目
「スカラー (数学)」の例文・使い方・用例・文例
- スカラー_(数学)のページへのリンク