さん‐すう【算数】
算数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 22:14 UTC 版)
算数(さんすう、elementary mathematics)は 日本の小学校における教科の一つ。広義には各国の初等教育における一分野も指す。
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- ^ 中学校学習指導要領の「目標」では「数量、図形などに関する基礎的な概念や原理・法則の理解を深め、数学的な表現や処理の仕方を習得し、事象を数理的に考察する能力を高めるとともに、数学的活動の楽しさ、数学的な見方や考え方のよさを知り、それらを進んで活用する態度を育てる」とある。http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301c/990301m.htm
- ^ 文部科学省 小学校指導要領「目標」より http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301b/990301g.htm
- ^ 三角形の辺の比を求める場合、大学入試の問題のように三角比を用いなくとも、合同や相似を利用して解けるようにしていることなどがある。また、大学入試の順列や組み合わせは意味さえ理解できれば小学生でも解けるものがある(芳沢光雄著『算数・数学が得意になる本』(講談社現代新書)163頁より)。
- ^ 方程式は未知数を文字に置き換えるが、前述の方法はいずれも「1」と実際の数量との関係で考える。相当算などはよけいなものを加法と減法で消したり、乗除により「1」を求める逆算の方法がとられるが、方程式では移項を行なう。なお、小学校では負の数や文字の演算を学ばないので移項できない。具体例としては3x-a-b=xは教科「数学」では左辺をx+(-a)+(-b)と解し、加法の交換法則より(-a)+(-b)を先に足し算したうえで、x-(a+b)として-(a+b)を移項できるが、負の数の加法を学ばない算数ではこの作業ができない。あくまで両辺にaとbを足すほかない。また3x-x=2xという文字式の演算を習わないため原則として未知数同士の計算ができない(参考書や塾のテキストでは分配法則が扱われているので、これを利用してx(3-1)=2xと計算することはできる)。逆算では、a=bならばa+c=b+c、a-c=b-c、ac=bc、a/c=b/c(cは0ではない)が成り立つという計算規則を適用することで、未知数たる四角や「1」の具体的な量が求められると説明される。
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