周回とは?

しゅう かい しうくわい [0] 【周回】

( 名 ) スル
まわること。めぐること。また,まわり。 「何処迄も進行世界を-する/八十日間世界一周 忠之助


周回

★1.男と女が、木や周りをまわって結婚する。

古事記上巻 イザナキ・イザナミの2神はオノゴロ島降り立ち、天の御柱見立てた〔*実際に立てたとも、島にある木をと見なしたとも、両様解釈できる〕。イザナキ天の御柱を左からまわりイザナミは右からまわって、出会った所でイザナミ先にあなにやし、ゑをとこを」と言葉をかけ、結婚した(*→〔子捨て〕3)。しかし、良くない子が生まれたため、もう一度御柱をまわり直し今度イザナキ先にあなにやし、ゑをとめを」と言葉をかけて、国産みをした。

『なぜ神々人間をつくったのか』シッパー)第8章「禁断パートナー大洪水の後、兄妹2人だけが生き残った。兄は「妹と寝たい」と思ったが、妹は木のまわりグルグル走って逃げた。兄は追いつけないので、向きを変えて逆方向に進んだ。当然、妹は兄とぶつかり、2人夫婦になった(中国南西部)。

★2.一人人間が、木の周り一周して男と女になる。

『なぜ神々人間をつくったのか』シッパー)第7章「両性具有始まりの時、男でも女でもない人間1人美し庭園に住んでいた。庭園中央に1本のヤシの木が立っており、「その周りを1周してはならない」と神は禁じた。ある日人間は禁を破り、木の周り歩き始める。1周して出発点に戻った時、人間真っ二つ割れ片方は男に、もう片方は女になった。それ以来男と女は、失った半身恋い焦がれるようになったコンゴ民主共和国ルバ族)。

★3.虎たちが、木の周りグルグルまわる。

ちびくろサンボバナーマンちびくろサンボから服や靴をもらった4頭の虎が(*→〔虎〕6)、「俺様こそが、ジャングルでいちばん立派な虎だ」と言い合って争い互いのしっぽにかみついて、ヤシの木の周りグルグル駆けまわる。あまりに速く走るので、虎たちの足は見えなくなる。それでも虎たちは走り続け、とうとう溶けてバターになってしまった〔*ちびくろサンボお父さんが壺にバターを入れて家に帰りお母さんがそのバターホットケーキをたくさん焼く。サンボホットケーキ169も食べた〕。

★4.につながれた状態で、グルグルまわる。

繋驢桔けろけつ故事森田正馬神経質本態療法第1部第2編の2) 強迫観念患者は、その症状から逃れようと努力すればするほど、ますます症状とらわれ苦悩する。これは、禅でいう「繋驢桔」と同じことだ。桔(くい)に繋がれた驢馬が、そこから逃れようと、桔の周囲グルグルまわるならば、ついには自分から桔に巻きついて動けなくなる。そのままにしていれば驢馬は桔にからみつくことなく、そのあたりを遊んでいることができるのである

*影から逃れようと走り続け、死んでしまう→〔影〕2eの『荘子』「漁父篇」第31

平家物語巻5「富士川多く水鳥飛び立つ音を聞いた平家人々は(*→〔逃走〕6)、「源氏夜襲だ」と誤解し、陣を捨て逃げ去った。あまりにあわて騒いで、つないだ馬に乗って駆ける者もおり、のまわりいつまでグルグル巡っていた。

★5.町のまわりを回る。

ヨシュア記第6章 エリコの町は、イスラエル人々攻撃備えて、城門堅く閉ざした。ヨシュアは主(しゅ)の教えに従い、祭司たちに神の箱を担がせて、兵士たちとともにエリコの町のまわり1日1度まわった。彼らは6日間これを繰り返し7日目には夜明けとともに起きて、町を7度まわった7度まわったのは、この日だけだった)。7度目に祭司角笛吹き鳴らすと、ヨシュアは「鬨(とき)の声をあげよ」と、民に命じた→〔声〕1d

★6.塔のまわりを百周する。

『旧雑譬喩経巻下-48 毎日仏塔のまわりを百遍巡る王がいた。ある日、王が塔を巡っている最中に、隣国攻め寄せて来た。臣下たちは王の所へ駆けつけ、「塔を巡るのを今すぐやめて、敵を打ち払って下さい」と請うた。王は「敵が攻めるにまかせよ。これをやめるわけにはいかない」と答え平然と塔を巡り続けた。すると、周回が終わらないうちに、敵は散り散りになって退却してしまった。揺るぎない心を持てば、それを打ち砕くものは何もない

★7.北極星のまわりを、星々が回る。

第三半球物語稲垣足穂)「北極星に油をさした話」 夜中に、キキキキと星空のきしる音がするので、屋根登り、竿の先の筆に油をつけて、北極星の軸に塗りつけた。きしる音が止まって一安心したが、「空が速く回りすぎて暦が狂ったら、大へんだな」とも思った。屋根から下りようとした時、頭の上いっぱいきらめく星が「サンキュー!」と云った。「僕」はコロコロとすべってストンと庭へ落ち、目をまわしてしまった。

星座伝説草下英明)8「日本の星の伝説長者息子7人と貧乏人息子1人が、一緒に寺子屋通っていた。長者息子たちは、何をやっても貧乏人息子かなわないので腹を立て貧乏人息子追いかける寺子屋先生が、間に入って止める貧乏人息子も、長者息子7人も、先生も、皆天に昇って星になった。ネノホシ(北極星)が貧乏人息子、シチセイ(北斗七星)が長者息子7人、両者の間にあるヤラエ(矢来)星(=小熊座のβ・γの2星をさす)が先生だ(香川県佐柳島)。


周回

出典:『Wiktionary』 (2011/10/10 02:11 UTC 版)

名詞

しゅうかい

  1. 周り回るきのこと。

発音

翻訳

関連語

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  2. "周回遅れ"でのYAHOO検索例

動詞

活用

サ行変格活用
周回-する

翻訳






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