3人旅人算とは? わかりやすく解説

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3人旅人算

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 05:01 UTC 版)

3人旅人算(さんにんたびびとざん)とは、算数文章題の類型である旅人算のうち、動くものが3つある問題のこと。それら3つのうち、2つずつの3組の旅人算として解く問題である。

例題

Aの速さは毎分400m、Bの速さは毎分600m、Cの速さは毎分300mです。あるとき、3人は同じ地点から池の周りを回りました。Aは左回り、BとCは右回りにまわったところ、AはBと出会ってから3分後にCに出会いました。池の周りは何mですか。

解法

AがBに出会ってから、3分でCに出会える距離は、(400+300)×3=2100(m)

すなわち、AがBに出会ったとき、BとCは2100m離れていることになる。

BとCが2100m離れるのに要する時間は、2100÷(600-300)=7(分)

BとCが2100m離れたときにAとBが出会うので、3人がスタートしてからAとBが出会うまでに7分かかるということになる。

AとBが7分で出会える距離は、(400+600)×7=7000(m)

■答え■ 7000m

<別解> AとBが出会うminuteをxとする。Aは400x、Bは600xが出会った時点でそれぞれ進んでいる距離である。出会うということは400x+600x=1000xが池の周りの長さである。AとCが出会うminuteは(x+3)なので、同様に400(x+3)+300(x+3)が長さである。故に400(x+3)+300(x+3)=1000xの解はx=7であることから、1000×7=7000mである。

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