チェバの定理
△ABC の平面上に1点O をとり,AO,BO,CO が対辺またはその延長と交わる点ををP,Q,R とすれば
![[数式]](https://cdn.weblio.jp/e7/img/dict/tmcyg/img/glossary_scheme_115.gif)
これをチェバの定理という。
![[図]](https://cdn.weblio.jp/e7/img/dict/tmcyg/img/glossary_scheme_113.gif)
逆に、△ABC の辺BC,CA,AB またはその延長上の点をP,Q,R とするとき,外分点の数が偶数個であって,かつ ① がなりたてば,3直線AP,BQ,CR は1点で交わるか,または平行である。
チェバの定理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 06:23 UTC 版)


チェバの定理(ちぇばのていり、Ceva's theorem)とは、平面幾何学の定理の1つである。定理の名は、1678年にジョバンニ・チェバがDe lineis rectisを出版して証明を発表した[1]のにちなむ。今判明している初出は、11世紀のサラゴサの王で数学者 Yusuf al-Mu'taman ibn Hud(英語版) の数学全書 Kitab al-lstikmalである[2]。
定理
三角形ABCにおいて、任意の点Oをとり、直線AOとBC、BOとCA、COとABの交点をそれぞれD、E、Fとする。この時、次の等式が成立する。なお、点Oは、三角形の内部にあっても外部にあってもよい。
外部リンク
- 柴田敏男『チェバの定理』 - コトバンク
- 『チェバの定理:例題と3通りの証明』 - 高校数学の美しい物語
- チェバの定理とは【高校数学A】 - YouTube
- Weisstein, Eric W. "Ceva's Theorem". mathworld.wolfram.com (英語).