チェバの定理とは? わかりやすく解説

チェバの定理

△ABC の平面上に1点O をとり,AOBOCO対辺またはその延長と交わる点ををP,Q,R とすれば

[数式]

がなりたつ

これをチェバの定理という。

[図]

逆に、△ABC の辺BCCA,AB またはその延長上の点をP,Q,R とするとき,外分点の数が偶数であって,かつ ① がなりたてば,3直線APBQCR1点で交わるか,または平行である。

参考

チェバの定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 06:23 UTC 版)

チェバの定理の第1の場合:三角形ABCの内部の点Oで3本の直線が交わる
チェバの定理の第2の場合:三角形ABCの外部の点Oで3本の直線が交わる

チェバの定理(ちぇばのていり、Ceva's theorem)とは、平面幾何学定理の1つである。定理の名は、1678年にジョバンニ・チェバDe lineis rectisを出版して証明を発表した[1]のにちなむ。今判明している初出は、11世紀のサラゴサの王で数学者 Yusuf al-Mu'taman ibn Hud(英語版) の数学全書 Kitab al-lstikmalである[2]

定理

三角形ABCにおいて、任意の点Oをとり、直線AOとBC、BOとCA、COとABの交点をそれぞれD、E、Fとする。この時、次の等式が成立する。なお、点Oは、三角形の内部にあっても外部にあってもよい。

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