総和とは? わかりやすく解説

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そう‐わ【総和】

読み方:そうわ

全体加えた数量全体合計総計。「得点の—を出す」「各県人口の—」


総和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 07:13 UTC 版)

数学において、総和そうわsummation)とは、与えられた複数の数を全て足したのことである。与えられた数たちの間に和の交換法則結合法則が成り立てば、それらの総和は一意に決まる。


  1. ^ 遠山啓 1960, pp. 61–66.
  2. ^ 黒木哲徳『なっとくする数学記号』講談社〈ブルーバックス〉、2021年、57頁。ISBN 9784065225509 
  1. ^ 一般には、部分列を取り出して和をとったものを総じて部分和と呼ぶ。
  2. ^ この記号は、LaTeX においては \sum、HTML においては文字参照 ∑ を用いて表される。
  3. ^ iindex(添え字)を意味する。(この i はほかの字でも良い。)このような変数は、和の結果には現れないため、ダミー変数 (dummy variable) または束縛変数 (bound variable) と呼ばれる。同様の例として、積分における積分変数はダミー変数である。


「総和」の続きの解説一覧

総和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 14:03 UTC 版)

等差数列」の記事における「総和」の解説

2 + 5 + 8 + 11 + 14 = 40 14 + 11 + 8 + 5 + 2 = 40 16 + 16 + 16 + 16 + 16 = 802 + 5 + 8 + 11 + 14計算。もとの数列逆順にした数列用意して、もとの数列と項ごとに加えると、得られる数列は同じ一つの値を繰り返す(その値はもとの数列初項末項の和)。ゆえに、2 + 14 = 16, 16 × 5 = 80求める和の二倍等しい。 「無限算術級数」も参照 等差数列の総和を等差級数と言い通例有限算術数列の和を算術級数と言う公差 d の等差数列の n 個の項 a1, a2, ..., an の総和は、 S n = ∑ k = 1 n a k = a 1 + a 2 + ⋯ + a n = n ( a 1 + a n ) 2 = n [ 2 a 1 + ( n − 1 ) d ] 2 {\displaystyle S_{n}=\sum _{k=1}^{n}a_{k}=a_{1}+a_{2}+\dots +a_{n}={\frac {n(a_{1}+a_{n})}{2}}={\frac {n[2a_{1}+(n-1)d]}{2}}} と表される。この種の式は、ピサのレオナルド一般にフィボナッチとして知られる)が記した算盤の書』("Liber Abaci"; 1202年, ch. II.12)に登場する。よく聞かれる伝承として、カール・フリードリヒ・ガウスがこの式を再発見した話がある。彼が3年生のときに、教師J. G. Bütnerが生徒たちに1から100までの合計求めさせたところ、彼は即座に答(5050)を出したため、Bütner と助手Martin Bartels(英語版))がいたく驚いた、というものである導出 等差数列の総和を順番変えて S n = a 1 + ( a 1 + d ) + ( a 1 + 2 d ) + ⋯ + ( a 1 + ( n − 1 ) d ) S n = a n + ( a n − d ) + ( a n − 2 d ) + ⋯ + ( a n − ( n − 1 ) d ) {\displaystyle {\begin{aligned}S_{n}&=\color {red}a_{1}\color {green}+(a_{1}+d)\color {blue}+(a_{1}+2d)\color {black}+\dotsb \color {magenta}+(a_{1}+(n-1)d)\\[5pt]S_{n}&=\color {red}a_{n}\color {green}+(a_{n}-d)\color {blue}+(a_{n}-2d)\color {black}+\dotsb \color {magenta}+(a_{n}-(n-1)d)\end{aligned}}} と二通り表し両辺を項ごとに足し合わせる。すると右辺では各項で d を含む成分がすべて相殺され初項末項和だけが残り、それが n 項続いて 2Sn = n(a1 + an) となる。両辺を 2 で割れば S n = n ( a 1 + a n ) 2 = n [ 2 a 1 + ( n − 1 ) d ] 2 {\displaystyle S_{n}={\frac {n(a_{1}+a_{n})}{2}}={\frac {n[2a_{1}+(n-1)d]}{2}}} を得る。 そして等差級数平均値 Sn/n は、明らかに (a1 + an)/2 である。499年に、インド数学天文学英語版古典期傑物数学天文学者であるアーリヤバタは、Aryabhatiya(英語版) (section 2.18) でこのような方法与えている。

※この「総和」の解説は、「等差数列」の解説の一部です。
「総和」を含む「等差数列」の記事については、「等差数列」の概要を参照ください。

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総和

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 01:45 UTC 版)

名詞

(そうわ)

  1. 全体合わせた

発音(?)

そ↗ーわ

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