美術 (教科)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 07:11 UTC 版)
美術(びじゅつ)は日本の学校教育における美術教育の科目である。小学校の図画工作に相当し、中学校・高等学校で美術という。
高等学校においては、「普通教育に関する各教科」としての「芸術」と「専門教育に関する各教科」としての「美術」に分かれている。
概要
文部科学省の新学習指導要領によれば「表現及び鑑賞の幅広い活動を通して,美術の創造活動の喜びを味わい美術を愛好する心情を育てるとともに,感性を豊かにし,美術の基礎的能力を伸ばし,豊かな情操を養う」こと(中学校)、あるいは「美術に関する専門的な学習を通して,美的体験を豊かにし,感性や創造的な表現と鑑賞の能力を高めるとともに,美術文化の発展と創造に寄与する意欲と態度を養う」こと(高等学校)が目標とされる。
素描(デッサン、スケッチ)、絵画(水彩画、油絵、イラスト)、版画、彫刻、デザイン、映像(写真、ビデオ、CG)などの実技とともに、美術鑑賞も重視される。
中学校「美術」
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高等学校普通教科「芸術」
高等学校においては、普通教科としての「芸術」に属する科目として、「美術Ⅰ」、「美術Ⅱ」及び「美術Ⅲ」が設定されている。
高等学校専門教科「美術」
高等学校においては、普通教科としての「芸術」とは別に、専門教科としての「美術」が設定されている。専門教科としての「美術」は、主に「美術に関する学科」において履修されている。
美術に関する学科
美術に関する学科(びじゅつにかんするがっか)は、高等学校設置基準(平成16年文部科学省令第20号)に規定されている専門教育を主とする学科の1類型。専門教科「美術」に属する科目のうち「美術史」、「素描」及び「構成」が、高等学校学習指導要領(平成11年文部省告示第58号)により原則履修科目として指定されている。
関連項目
外部リンク
- 学習指導要領
- WebAE誌「芸術と教育」
- それからの図工・美術教育館 - 岩手県一教師の教育実践例
「美術 (教科)」の例文・使い方・用例・文例
- 美術館のこの部分での写真撮影は許されていない
- 造形美術
- 彼女は学校で美術を学んでいる
- 彼は美術館の近くに住んでいたので,多くの美しい絵画を見ることができた
- 私たちの町には誇りとする立派な美術館がある
- 君たち2人と美術館の前で会いましょう
- 日本ではたいていの美術館は月曜が休館日だ
- この美術館には近代絵画のすばらしいコレクションがある
- 商業美術
- 新しい美術館は変わった形の建物である
- その美術館はその団体の脱税の隠れみのだった
- 彼は美術評論家として有名だ
- 彼の美術は構図がはっきりしない
- 生徒たちは美術館の前に2列に並んだ
- 私たちは全員を美術館に連れて行きたいわけではない
- モナリザが見たくてルーブル美術館に行った
- 彼はその美術館に足しげく通った
- 国立美術館
- 美術商はその絵は本物だと保証した
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