旧制小学校とは? わかりやすく解説

旧制小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 01:17 UTC 版)

旧制小学校(きゅうせいしょうがっこう)とは、1886年明治19年)の明治19年勅令第14号(小学校令[1]で定められた初等教育学校

1886年(明治19年)より現代まで一貫して義務教育として制定されている。

歴史

尋常小学校(または尋常科、初等科)と高等小学校(または高等科)が設置されていた[2]

1890年(明治23年)勅令第215号[3]によって改正され、高等小学校、高等科は尋常小学校、尋常科を卒業した児童がさらに2年教育を受ける課程となった。

1899年(明治32年)勅令第359号にて私立学校令が制定され[4]私立学校と区別された。

1941年昭和16年)勅令第148号の国民学校令[5]により1947年(昭和22年)に学校教育法(昭和22年法律第26号)[6]が制定されるまでの6年間、国民学校となっていた。

旧制小学校の例

脚注

  1. ^ 明治19年勅令第14号 中野文庫
  2. ^ 明治19年勅令第14号 第一条「小学校ヲ分チテ高等尋常ノ二等トス」
  3. ^ 明治23年勅令第215号 中野文庫
  4. ^ 明治32年勅令第359号 中野文庫
  5. ^ 昭和16年勅令第148号 中野文庫
  6. ^ 学校教育法 昭和22年法律第26号

関連項目


旧制小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 18:49 UTC 版)

高等科」の記事における「旧制小学校」の解説

尋常高等小学校」を参照 現在の小学校6年間の教育課程終えると中学校へと入学するが、戦前学制では小学校には尋常科(あるいは初等科)と高等科設置されていた。尋常科修業年限6年間(当初4年間)の現在の小学校相当するものだが、高等科尋常科卒業した児童入学対象とした2年間の教育課程であった戦中に、義務教育8年延長前提とした国民学校高等科となった高等科設置当初複数町村校区とした高等小学校として設けられたが、後に各地小学校尋常科併設へと変わり尋常高等小学校」と称された。中学校高等女学校実業学校設置されていない地域の子供の主な進学先であった。 この項目は、教育関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(P:教育)。

※この「旧制小学校」の解説は、「高等科」の解説の一部です。
「旧制小学校」を含む「高等科」の記事については、「高等科」の概要を参照ください。

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