旧登米高等尋常小学校校舎(宮城県)
旧登米高等尋常小学校校舎
名称: | 旧登米高等尋常小学校校舎 |
ふりがな: | きゅうとよまこうとうじんじょうしょうがっこうこうしゃ |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 2116 |
種別1: | 近代/学校 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1981.06.05(昭和56.06.05) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 宮城県 |
都道府県: | 宮城県登米市登米町寺池桜小路6番地 |
所有者名: | 登米町 |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 木造、建築面積841.7m2、二階建、桟瓦葺 |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治21(1888) |
解説文: | 明治六年に開校され、同二十一年移転して現在地に建築されたものである。設計者は宮城県技手山添喜三郎で、彼はその頃の県下の公共建築を数多く手掛けている。 木造、二階建、建築面積八四一、七平方メートル、平面はコの字形で吹抜けの片廊下式とし、下見板張りの外壁に引違い窓を連続させて採光面積を大きくとり、装飾が少い。初期の擬洋風とは違った和洋折衷の様式をもっており、明治時代の学校建築の流れを知る上に重要な遺例である。また、地方文化を示す建築としても意義が深い。 |
近代(学校): | 旧東京医学校本館 旧東京音楽学校奏楽堂 旧松本高等学校 旧登米高等尋常小学校校舎 旧睦沢学校校舎 旧福島県尋常中学校本館 旧第五高等中学校 |
旧登米高等尋常小学校校舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/19 23:28 UTC 版)

旧登米高等尋常小学校校舎(きゅうとよまじんじょうしょうがっこうこうしゃ)は、宮城県登米市登米町寺池にある歴史的建造物。国の重要文化財に指定されている。
概要
1888年に建てられたコの字形をした二階建ての木造建築で、コの字の内側に吹き抜けの片廊下があり、正面玄関上がバルコニーとなっている。下見板張りの外壁に寄棟造の屋根を瓦で葺き、1870年代の擬洋風建築とは異なる和洋折衷で、当時の洋風学校建築の変遷を知ることができる建物である。
1980年代の半ば頃、地元の登米中学校建て替えの際に仮の校舎として使用されていた時期があった。
1989年から教育資料館として開放され、建物の中は当時の学校を再現した教室や、戦前の教育に関する資料を展示している。また映画のロケ地としても利用されている[1][2]。
後身の登米市立登米小学校校舎(鉄筋コンクリート造、4階建、陸屋根)も地続きにある。
周囲には警察資料館、蔵の資料館、水沢県庁記念館など明治期の官庁舎(官公衙建築)が多く現存しており、一帯は「みやぎの明治村」とも呼ばれている[3]。
建築概要
- 所在地:宮城県登米市登米町寺池桜小路6
- 構造形式:木造、建築面積841.7m2、二階建、桟瓦葺
- 建築年代:1888年
- 重要文化財指定年月日:1981年6月5日
アクセス
JR仙台駅前から東日本急行・仙台 - とよま線高速バスで「とよま明治村」下車。
脚注
- ^ ロケ地詳細 教育資料館(旧登米高等尋常小学校校舎) - せんだい・宮城フィルムコミッション
- ^ “水沢県庁記念館(旧水沢県庁庁舎)(宮城県)”. 【ロケ地 検索】全国ロケーションデータベース. 2024年8月5日閲覧。
- ^ “みやぎの明治村”. とよま振興公社. 2022年1月29日閲覧。
関連項目
- 宮城県の観光地
- エクレール・お菓子放浪記 - ロケ地
外部リンク
- 旧登米高等尋常小学校校舎 - 宮城県/文化財保護課
座標: 北緯38度39分19.0秒 東経141度16分47.2秒 / 北緯38.655278度 東経141.279778度
固有名詞の分類
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