学制改革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 16:26 UTC 版)
学制改革(がくせいかいかく)は、学校の制度、特に学校の種別体系を改革することである。日本では、第二次世界大戦後の連合国軍最高司令官総司令部の占領下、1946年(昭和21年)3月5日と7日の第一次アメリカ教育使節団の調査結果によりアメリカ教育使節団報告書に基づいた教育課程の大規模な改編のことを指す。
注釈
- ^ 正確には旧実業学校・旧制中学校・旧高等女学校の各課程を併せた総合制。
- ^ 国民学校令附則第46条に、1944年(昭和19年)から義務教育年限を6年から8年(国民学校初等科6年+国民学校高等科2年/国民学校初等科6年+旧制中等学校2年)に延長することが規定された。「1941年(昭和16年)4月1日から施行するが、1931年(昭和6年)4月1日以前に生まれた児童を就学させなければならない期間(義務教育期間)については第8条の規定(8年間の義務教育)を適用しない」。つまり1931年(昭和6年)4月2日以降に生まれた児童が国民学校高等科1年となる1944年(昭和19年)4月から義務教育8年を適用することとした。ただし、教育ニ関スル戦時非常措置方策により延期され、国民学校が廃止されるまで義務教育の延長は結局行われず6年のままであった。
- ^ 宮城県・福島県の公立校は21世紀に入ってから男女共学化された。
- ^ 私立山下西南中学校(新制)を県立移管した愛媛県立三瓶高等学校併設中学校は在校生が卒業する1950年(昭和25年)度末まで存続した。
- ^ ただし、学位授与機関として旧制大学の組織が残存したため、三商大や二文理科大などは包括された名称が1962年(昭和37年)3月31日まで残った。
- ^ 1947年(昭和22年)10月には全国の帝国大学から「帝国」を外した改称が行われた。
出典
「学制改革」の例文・使い方・用例・文例
- 学制改革案
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