ノルムとは? わかりやすく解説

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ノルム【(フランス)norme】

読み方:のるむ

規範規準法則


ノルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 08:08 UTC 版)

解析学において、ノルム (: norm[1], : Norm) は、平面あるいは空間における幾何学的ベクトルの "長さ" の概念の一般化であり、ベクトル空間に対して「距離」を与えるための数学の道具である。ノルムの定義されたベクトル空間を線型ノルム空間または単にノルム空間という。


  1. ^ 「標準」「水準」「ノルマ」といった一般名詞。語源はラテン語で「(大工の)物差し」の意味。形容詞normal。


「ノルム」の続きの解説一覧

ノルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 09:40 UTC 版)

スーパースターフォース 時空暦の秘密」の記事における「ノルム」の解説

タイム」を糧とする時の商人ラルフアイテム売ったり、また冒険の鍵を解くためのヒント与えたりする。同社ゲーム『ソロモンの鍵』登場するアイテムノルムの砂時計』はノルムの所有物であり、ラルフに「もしダーナ会った砂時計返せ」と伝達を頼む場面もある。ゲームブック版ではゴーデスの弟という設定なされている。

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ノルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 07:27 UTC 版)

代数的数」の記事における「ノルム」の解説

代数的数 α の共役数を α 1 , α 2 , ⋯ , α n {\displaystyle \alpha _{1},\alpha _{2},\cdots ,\alpha _{n}} とし、K = Q(α) とおく。 N K / Q ( α ) = α 1 α 2 ⋯ α n {\displaystyle N_{K/\mathbb {Q} }(\alpha )=\alpha _{1}\alpha _{2}\cdots \alpha _{n}} を α のノルム (norm) という。代数的数のノルムは有理数であり、代数的整数のノルムは有理整数である。0 でない代数的数のノルムは 0 ではない。

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ノルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 22:09 UTC 版)

ドット積」の記事における「ノルム」の解説

ベクトル自分自身とのドット積の(正の)平方根 ‖ a ‖ := a ⋅ a {\displaystyle \|\mathbf {a} \|:={\sqrt {\mathbf {a} \cdot \mathbf {a} }}} をベクトルのノルムという。具体的にベクトルを a = (ax, ay, az) と成分表示してやれば ‖ a ‖ = a x 2 + a y 2 + a z 2 {\displaystyle \|\mathbf {a} \|={\sqrt {{a_{x}}^{2}+{a_{y}}^{2}+{a_{z}}^{2}}}} と書くことができる。これはベクトル a の "大きさ" である。 ドット積とノルムを使えば2 つベクトル a = (ax, ay, az), b = (bx, by, bz) のなす角は cos ⁡ θ = ⟨ a , b ⟩ ‖ a ‖ ‖ b ‖ {\displaystyle \cos \theta ={\frac {\langle \mathbf {a} ,\mathbf {b} \rangle }{\|\mathbf {a} \|\,\|\mathbf {b} \|}}} から求めることが可能である。逆にベクトルのなす角をこの式で定義すれば、その角はベクトル有向線分見なし場合のそれらの成す角そのもの一致する。 したがってドット積は(ノルムを通して)、通常のユークリッド空間における長さ角度一致する計量矛盾なく定めるものである。つまり、R3ユークリッド幾何学考えることと、ドット積定めることとが等価であることがわかる。

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ノルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:07 UTC 版)

ガウス整数」の記事における「ノルム」の解説

ガウス整数 α = a + bi二次方程式 x2 − 2ax + (a2 + b2) = 0 の解である(ゆえにガウス整数代数的整数である)。この方程式もう一つの解は a − bi である。これを α の共役といい、α で表す(この場合、α は α の複素共役でもある)。方程式係数現れる共役との和 2a を α のトレース(英: traceもしくはシュプール、独: Spur)、共役との積 a2 + b2 を α のノルムという。すなわち、ガウス整数のノルムとは N(a + bi) := a2 + b2与えられる非負有理整数である。この値は絶対値平方等しい。また、ノルムは乗法的性質を持つ。すなわち、2つガウス整数 α, β に対して N(αβ) = N(α)N(β) が成り立つ。

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ノルム

出典:『Wiktionary』 (2021/10/13 10:13 UTC 版)

名詞

ベクトル x = ( x 1 , x 2 , ,   x n ) {/displaystyle x=(x_{1},x_{2},/cdots ,/ x_{n})} に対して x = x 1 2 + x 2 2 + + x n 2 {/displaystyle /left/Vert x/right/Vert ={/sqrt {x_{1}^{2}+x_{2}^{2}+/cdots +x_{n}^{2}}}} x = max 1 i n | x i | {/displaystyle /left/Vert x/right/Vert =/max _{1/leq i/leq n}/left/vert x_{i}/right/vert } など

ノルム

  1. (線型代数学, 解析学) ベクトル長さ一般化したもの。スカラー K定義されるベクトル空間 V において、各ベクトル xV に対してまたは実数の値を対応させる次の3つの条件備えた函数x‖ のこと。(1)x‖ = 0 となるのは x = 0 のときに限る。(2) 任意の aKxV に対してax‖ = |a|‖x‖ を満たす。ただし |・| はスカラー絶対値(3) 任意の2つベクトル xVyV に対してx + y‖ ≤ ‖x‖ + ‖y‖ を満たす

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