粒度とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 程度 > 度合 > 粒度の意味・解説 

りゅう‐ど〔リフ‐〕【粒度】

読み方:りゅうど

粉・土・石骨材などの大小の粒の分布状態。また、その粒子の大きさ


粒度(りばーぽーと)

国内大豆農産物規格規定によって粒形区分大粒、中粒、小粒極小粒)が定められており、それぞれの区分であるとするにはその区分の粒形の豆が全量70%以上でなければいけないこととなってます。この全量対す当該粒形の百分率重量比)を粒度といいます。なお、粒形区分基準となる「丸目ふるい」の目の大きさ直径)は、大粒7.9mm、中粒7.3mm、小粒5.5mm、極小粒4.9mmです。

粒度

読み方りゅうどりゅうどきょくせん
別名:粒度曲線
【英】:grading,grading curve

粒度は、粒子の大、小が混合している程度。ふるい分け試験などによって求める。粒度曲線は、ふるい分け試験結果図示したもので、横軸にふるい目、縦軸に各ふるいを通る試料質量百分率、または各ふるいにとどまる試料質量百分率をとって描く。

粒度

りゅうど

砥粒大きさ分布段階的に表示した数値で、数値小さいほど砥粒径は大きい。篩の1インチ□当たりの穴の数が粒度数とされており、粗粒ふるい分け試験微粉拡大写真法で分級される。JIS沈降法または電気抵抗法を用い場合規定がある。

粒度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/26 01:35 UTC 版)

数mmの多数の鉱物の結晶からなる構造がはっきりと分かる花崗岩

粒度(りゅうど、: grain size[1]particle size[1])は、複数種類の鉱物からなる岩石について、主要鉱物粒子の大きさを示す工業量である。堆積岩火成岩変成岩について粒度が定義できる。

なお、土壌や破砕性堆積物がどのような粒度の構成粒子からなるかを示す尺度を粒度階区分と呼ぶ。

定義

複数の定義が試みられている。

クロスによる定義

ホイットマン・クロス[2]らは、1906年に発表した論文[3]において、直径ごとに下表のように定義した。

直径( 名称
粗粒
中粒
細粒

ハインリヒによる定義

ウィリアム・ハインリヒ[4]は、1956年に出版された書籍[5]において、直径ごとに下表のように定義した。

直径( 名称
きわめて粗粒
粗粒
中粒
細粒

測定

岩石を構成する鉱物は、球形とはほど遠い形状を採る場合も多く、粒度の正確な測定は簡単ではない。

脚注

  1. ^ a b 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会1984年ISBN 4-8181-8401-2
  2. ^ : Whitman Cross
  3. ^ : THE TEXTURE OF IGNEOUS ROCKS
  4. ^ : E. William Heinrich
  5. ^ : Microscopic Petrography

関連項目


粒度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/17 21:46 UTC 版)

アクセス制御」の記事における「粒度」の解説

アクセス制御は粒度に基づいて分類できる。 grant-or-deny: 「承認拒絶か」。対象そのものデータベース等)あるいはfield/属性へのアクセスを全か無かで制御する Fine-grained access control: 「きめ細かなアクセス制御」。各データ点(datum)が(データfield認可情報のみではなくデータの値に基づいてアクセス制御ポリシーをもつ。1つデータベース複数ユーザーデータがあり、各データ操作可能ユーザーをもっている(例: データ作成者のみ操作可能場合などに用いられる

※この「粒度」の解説は、「アクセス制御」の解説の一部です。
「粒度」を含む「アクセス制御」の記事については、「アクセス制御」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「粒度」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「粒度」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



粒度と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「粒度」の関連用語

粒度のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



粒度のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本ユニコム日本ユニコム
Copyright(C) 2025 NIHON UNICOM CORPORATION All Rights Reserved.
日本ユニコム商品先物取引用語集
鐵鋼スラグ協会鐵鋼スラグ協会
Copyright (C) 2025 Nippon Slag Association All Rights Reserved.
産業技術総合研究所産業技術総合研究所
Copyright © 2000-2025 , 独立行政法人 産業技術総合研究所
デジタルものづくり研究センター加工技術データベース
サムシングサムシング
Copyright (c) 2025 SOMETHING,LTD. All Rights Reserved
サムシング地盤関連用語集
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの粒度 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアクセス制御 (改訂履歴)、動的再構成 (改訂履歴)、ロック (計算機科学) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS