かこう‐がん〔クワカウ‐〕【花×崗岩】
花崗岩
読み方: かこうがん
【英】: granite
【英】: granite
岩石学的には、カリ長石、酸性斜長石、石英および、黒雲母、普通角閃石{ふつうかくせんせき}などの有色鉱物を主成分とする優白質粗粒完品質岩のうちカリ長石が全長石の 3 分の 2 以上を占めるものをいう。斜長石の量が増すにつれて、アダメロ岩、花崗閃緑岩{かこうせんりょくがん}、石英閃緑岩と名称が変わるが、これらも“花崗岩類”として扱うことができる。花崗岩類は、造山帯の中心部に産し、一般に岩体の大きさは最大幅数 10km 、長さ 100km に達する。大陸の基盤は多くの場合、古い造山帯に伴う変成岩と花崗岩であるが、一方、大洋底には花崗岩の存在は知られていない。 |
- かこうがんのページへのリンク