くろ‐うんも【黒雲▽母】
黒雲母(Biotite)

Erongo,Namibia
K(Mg,Fe2+)3(AlSi3O10)(OH,F)2 画像の幅約3cm
黒色の六角板状結晶が黒雲母です。
淡い赤褐色をした長石上に黒雲母が付いた標本です。
黒雲母
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/13 03:21 UTC 版)

黒雲母(くろうんも、英語: biotite)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。金雲母と鉄雲母との中間組成の固溶体で、現在では独立した種とされていない。
- 金雲母 - KMg3AlSi3O10(OH,F)2
- 黒雲母 - K(Mg,Fe)3AlSi3O10(OH,F)2
- 鉄雲母 - KFe3AlSi3O10(OH,F)2
その名のとおり黒い。他の雲母と同じようにへき開が一方向であるため、紙の束のように薄く一方向にのみはがれる。一枚ずつ剥がすことが出来る。また、六角形である。
火成岩のうちの酸性岩に普通に含まれる。火成岩の黒い斑点を形成するのはほとんどが黒雲母または角閃石である。
Biotite(英名)の語源は、フランスの物理学者・鉱物学者ビオ(Jean-Baptiste Biot、1774 - 1862)のなにちなんでハウスマンが1847年に命名したもの。ビオが、この鉱物の光学性(偏光)を研究したことを記念したもの.ビオ・フレスネルの法則にも名を残している。 Biotiteを黒雲母とも苦土雲母とも訳したのは、和田維四郎(明治11年・1878年)である。
関連項目
参考文献
- M. Rieder et al., "Nomenclature of the micas", The Canadian Mineralogist, Vol. 36, pp. 41-48, 1998. PDF
- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003、ISBN 4-05-402013-5。
- 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5 日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006、ISBN 978-4-486-03157-4。
外部リンク
- Biotite(mindat.org)
- Biotite Mineral Data(webmineral.com)
- Micaグループ(地球資源論研究室)
黒雲母(くろきらら)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 13:44 UTC 版)
「ド級編隊エグゼロス」の記事における「黒雲母(くろきらら)」の解説
雲母の幻覚にして別人格。トーキョー部と対立する少し前から、雲母本人の前にのみ現れるようになる。最初にキセイ蟲に遭遇した小学生当時の姿をしており、黒のレオタードに黒いコウモリ状の羽を生やし、赤いランドセルを背負っている。
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黒雲母
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