鉄電気石(Schorl)

Shingus,Gilgit district,Pakistan
NaFe32+Al6(BO3)3Si6O18(OH)4 画像の幅約2.8cm
黒い柱状結晶が鉄電気石です。
白い曹長石(Albite)とのコントラストが美しい標本です。
鉄電気石(Schorl)

Erongo Mountains,Tibussi,Nambia
NaFe32+Al6(BO3)3Si6O18(OH)4 画像の幅約3.6cm
黒い三角柱状の結晶をした鉄電気石です。
電気石は丸みをもった柱面の結晶が多いですが、この標本は
平坦に近い面を組み合わせた鋭角的な結晶をしています。
鉄電気石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/10 08:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動鉄電気石 | |
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分類 | ケイ酸塩鉱物 |
化学式 | NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH,F)4 |
結晶系 | 三方晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 7.5 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 黒色、黒褐色 |
条痕 | 淡褐色 |
比重 | 3.1 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
鉄電気石(てつでんきせき、schorl、ショール)は鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。ナトリウムと鉄を含む黒い電気石。
化学組成は NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。三方晶系。柱状結晶の柱面に条線が発達する。放射状に結晶が集合することもある。
電気石の中で最も多く、主に花崗岩や花崗岩質ペグマタイトに産する。
関連項目
参考文献
- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
外部リンク
- Schorl(mindat.org)
- Schorl Mineral Data(webmineral.com)
- Tourmalineグループ(地球資源論研究室)
鉄電気石 (schorl)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 05:49 UTC 版)
「トルマリン」の記事における「鉄電気石 (schorl)」の解説
NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。主に花崗岩や花崗岩質ペグマタイトに産する。
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