氷河とは? わかりやすく解説

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ひょう‐が【氷河】

読み方:ひょうが

地上降り積もったがしだいに厚い氷の塊となり、重力によって流動するようになったもの。氷床大陸氷河)と山岳氷河分けられる

凍った川。氷が張りつめている川。


氷河

作者黒島傳治

収載図書定本黒島傳治全集 第2巻 小説 2
出版社勉誠出版
刊行年月2001.7


氷河

作者アレステア・レナルズ

収載図書火星長城―レヴェレーション・スペース 1
出版社早川書房
刊行年月2007.8
シリーズ名ハヤカワ文庫SF


氷河

作者柴田千晶

収載図書セラフィタ氏
出版社思潮社
刊行年月2008.2


氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 13:25 UTC 版)

氷河(ひょうが、: glacier)は、山地では重力、平坦な大陸ではの重さによる圧力によって塑性流動する、巨大なの塊である。


  1. ^ 福井幸太郎、岩田修二 ,「立山,内蔵助カールでの永久凍土の発見」『雪氷』 62巻 1号 2000年1月 p.23-28, 日本雪氷学会, doi:10.5331/seppyo.62.23, NAID 10004644350
  2. ^ 福井幸太郎,「立山,内蔵助カールのプロテーラスランパートでの永久凍土調査と地表面移動量の観測」『地学雑誌』 2002年 111巻 4号 p.564-573, 東京地学協会, doi:10.5026/jgeography.111.4_564, NAID 10009483171
  3. ^ 福井幸太郎, 「立山での山岳永久凍土の形成維持機構」『雪氷』 2004年 66巻 2号 p.187-195, 日本雪氷学会, doi:10.5331/seppyo.66.187, NAID 10012918958
  4. ^ 福井幸太郎・飯田肇「飛騨山脈, 立山・剱山域の3つの多年性雪渓の氷厚と流動 : 日本に現存する氷河の可能性について」『雪氷』第74巻第3号、2012年、213-222頁、NAID 100307431752020年4月23日閲覧 
  5. ^ 白岩孝行、内藤望、飯田肇、福井幸太郎: 氷河情報センター公開シンポジウム報告「日本の多年性雪渓と氷河─これまでの研究と今後の展望─」 『雪氷』 Vol.74 (2012) No.5 p.353-357, NAID 10031060255
  6. ^ 福井幸太郎、飯田肇、小坂共栄「飛騨山脈で新たに見出された現存氷河とその特性」『地理学評論』第91巻第1号、2018年、43-61頁、doi:10.4157/grj.91.43 
  7. ^ 北ア・カクネ里雪渓は「氷河」県内初確認 国内4例目 信毎web 2018年1月17日。
  8. ^ 北アの氷河、6カ所に=富山・長野で確認-信大など時事通信(2018年1月18日)2018年1月19日閲覧。
  9. ^ 国内7カ所目の氷河確認 北アルプス、唐松沢雪渓」『産経新聞』、2019年10月4日。2022年9月5日閲覧。オリジナルの2019年10月6日時点におけるアーカイブ。


「氷河」の続きの解説一覧

氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/23 18:59 UTC 版)

ノース・カスケード国立公園」の記事における「氷河」の解説

公園内117 km²地域に、318の氷河がある(ポスト他 (Post et al.) 1971年)。これはワシントン州以南49州のどの公園よりも多い。公園内の全氷河は、1980年から2005年にかけて著しく後退し後退速度増えつつある。最近気候温暖化により夏により沢山の氷が融け、冬にも融ける出来事増え冬の積雪減っている。カスケード山脈の氷河のいくつかは、最近10年間で融け消えた。ボストン・ピークの北斜面ボストン氷河は、広さ7 km²で、園内最大の氷河である。その他の大きな氷河(2.5 km²より大きなもの)は、 リダウトリダウト山 (Mount Redoubt)) ヌックサック (Nooksack) (シュクサン山 (Mount Shuksan)) サルファイド (Sulphide) (シュクサン山) チャレンジャーチャレンジャー山 (Mount Challenger)) インスピレーション (エルドラド・ピーク (Eldorado Peak)) マカリスター (McAllister) エルドラド・ピーク ネーヴ (Neve) (スノーフィールド・ピーク (Snowfield Peak))

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 01:41 UTC 版)

ヴィンソン・マシフ」の記事における「氷河」の解説

何年もかけて、ヴィンソン・マシフ頂上降り積もった限られた量の固められ、氷河を形成する氷になる。これらの氷河は地形に従って山塊にある谷へ流れ落ちていく。最上部の氷河はマウントヴィンソンの北面Jacobsen Valley占めていて、西のBranscomb氷河と東のCrosswell氷河へ分流していく。Crosswell氷河はEllen氷河を経由してRutford Ice Stream流れ込む

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 01:36 UTC 版)

プンチャック・ジャヤ」の記事における「氷河」の解説

プンチャック・ジャヤ山頂氷体はないが、斜面にはカルステンツ氷河、メレン氷河(2000年消滅)、ノースウォール・フィルンなどの氷河が存在する赤道付近に位置するため、年間通じて平均気温偏差少なく0.5 °C程度)、氷河を涵養する積雪季節変動もわずかである。しかしながらこの稀な赤道直下の氷河の範囲歴史的な資料基づいて分析したところ、1850年代から大きく後退していることが分かり1850年から1972年にかけて100年あたり約0.6 °Cの地域的な気温上昇示唆している。 マオケ山脈トリコラ山Puncak Trikora)の氷河は1939年から1962年の間に完全に消滅した1970年代以来人工衛星からの画像プンチャック・ジャヤの氷河が急速に後退していることを示している。メレン氷河は1994年から2000年の間に消失した。 この山域で特に大きな氷体が残るカルステンツ氷河とイーストノースウォール・フィルン氷河において、2010年から2018年行われた氷河の質量収支観測(写真撮影氷厚測定)の研究によって、2019年から後の10年間でいずれの氷河も消失する可能性明らかにされた。 1936年氷冠1972年氷冠大半消滅している。

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 03:26 UTC 版)

トリコラ山」の記事における「氷河」の解説

20世紀初頭、ジャヤ山カルステンツ・ピラミッド)、マンダラ山ジュリアナ山)、ンガ・ピリムジット(英語版)(イーデンブルク山)、トリコラ山ウィルヘルミナ山)などニューギニア島全ての山が氷河に覆われていた。マオケ山脈への最初の探検では、この地域全ての氷河が後退したことが示された。トリコラ山氷帽は、1936年から1962年の間に溶けた1909年にはまだ氷帽標高4400mに達していた。

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/30 06:54 UTC 版)

ニェンチェンタンラ山脈」の記事における「氷河」の解説

ニェンチェンタンラ山脈は氷河で主に覆われており、面積7536km2の青蔵高原南東部最大の氷河地帯である。そのうち27の氷河が全長10km超える。如易貢八玉溝の卡欽冰川(氷河)は33kmに達し末端海抜はわずか2530m、チベット最大の氷河にして中国最大海洋性氷河である。

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 09:54 UTC 版)

タワン・ボグド」の記事における「氷河」の解説

衛星からの観測によると、2009年タワン・ボグドの氷河の総面積204 km2だった。1989年の氷河の面積213 km2だった。つまり、20年間で氷河の面積4.2%減少した山塊属する国のうち、最大の氷河を有するのはモンゴルである。モンゴル最大の氷河であるポタニン氷河(英語版)やアレクサンドラ氷河などがある。 2011年推定によると、タワン・ボグド北側斜面ロシア側)には12の氷河があり、合計面積は22.8 km2である。ロシア研究者によると、山塊北側斜面の氷河の面積1962年から2002年の間に11%減少し2002年から2009年の間でさらに12%減少した

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/19 04:12 UTC 版)

サウル山脈」の記事における「氷河」の解説

地球温暖化に伴いサウル山脈のほとんどの氷河は厳しく後退したサウル山脈の木斯島氷河にある中国科学院天山氷河観測試験所による2014年1月調査によると、2013年の氷河の面積は3.15平方キロメートルで、1977年より面積で約0.82平方キロメートルレーダーによる厚さ測定により、体積で約44.6%減少した推定された。8月別の調査では、氷河が月に1メートル近く溶け、氷河の上部に大量に発生し、広い範囲で「紅雪帯」が出現したことが判明した

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/20 09:09 UTC 版)

ダッハシュタイン山塊」の記事における「氷河」の解説

氷河は、北部石灰岩アルプスでは珍しいものである。その中にあって、ダッハシュタイン山塊にあるハルシュタット氷河(Hallstätter Gletscher)、大ゴーザウ氷河(Großer Gosaugletscher)、シュラドミンク氷河(Schladminger Gletscher)などは、最大級のもので、しかもアルプス山脈全体中でも最北端・最東端位置するのである。より小さな氷河には、小ゴーザウ氷河(Kleine Gosaugletscher)、雪穴氷河(Schneelochgletscher)などがある。 しかし、これらの氷河は急速に融解しており、21世紀初頭には80年以内完全消滅するのではないかとも予測された。ハルシュタット氷河の例で言えば2003年だけで、20mも後退した

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:28 UTC 版)

オリサバ山」の記事における「氷河」の解説

オリサバ山メキシコで氷河を持つ3つの火山のうちの1つである。グラン・グラシャール・ノルテ(英語版)と呼ばれるメキシコ最大の氷河が存在するオリサバ山9つ既知の氷河が存在する。 グラン・グラシャール・ノルテ(Gran Glaciar Norte)、レングア・デル・チチメコ(Lengua del Chichimeco)、ハマパ(Jamapa)、トロToro)、グラシャール・デ・バルバ(Glaciar de la Barba)、ノロクシデンタル(Noroccidental)、オクシデンタルOccidental)、スロクシデンタル(Suroccidental)と、オリエンタルOriental)の9つである。 オリサバ山平衡線高度(equilibrium line altitude, ELA)は知られていない火山の南と南西側斜面太陽放射のためにすぐに融ける。しかし北西と北斜面は冷たい気温のために氷河を造ることを可能にする。北西側北側日射角度風によるの再堆積は、流出氷河の源に補給する一定の蓄積可能にする。オリサバ山北側のグラン・グラシャール・ノルテは、細長い高原盆地埋めており7つ流出氷河の供給源となっている。メインの氷河は火口縁の北から3.5km伸び、およそ9.08km2表面覆い標高5,650mから約5,000mのところまで下降している。氷河は若干規則かつ階段状の輪郭をしている。それは岩盤配置によって部分的に形作られるからである。ほとんどのクレバスからおおよそ50mの氷の厚さであることがわかる。 火山北側海抜5,000m以下にある流出氷河のレングア・デル・チチメコとハマパは、それぞれ北と北西に1.5kmと2km伸びている。 レングア・デル・チチメコの末端標高4,740mにあり140m km-1の勾配有する突き出ていて上向き輪郭をした低くて広い扇状の氷は、メキシコのほとんどの氷河の典型的な前面の形をしている。最も鮮明に残る氷河はハマパで、海抜4,975mの地点でグラン・グラシャール・ノルテの枝葉のように分岐し2 km延長145 m km-1の勾配持ち2枚小さな舌の形になって分かれ4,650mと4,640mの地点で終わる。広くて突き出た舌状終端は縁に沿って薄く細かくなり扇状形状をしている。1994年より前にそれらの氷河が後退したことにより、下流侵食した切断され岩屑でできた埋もれた先端部が露出した。 グラン・グラシャール・ノルテの西側5つ流出氷河が生成されている。北から南へ最初2つトロ氷河とバルバ氷河は、氷漠となって崖に垂れ下がっている。それぞれ海抜4,930mと5,090mの地点巨大な溶岩流跡の先に到達するその後200から300m下った沢の流れる谷の源に巨大な氷のブロックとなって落ちるが、そこには氷河は再生成されない。約1km離れたノロクシデンタル氷河は300m長さ小さな流出氷河で、海抜5,100m地点でグラン・グラシャール・ノルテから分岐して排出される。数10メートル幅の氷の表面の下にできた流れの跡が500m渡って描かれている。4,920mまで下り270m km-1の勾配を持つ。別の1km南へ離れたオクシデンタル氷河は、おおよそ5,175mの地点山頂火口の西の切り立ったところでグラン・グラシャール・ノルテと離れてある。1kmある長い氷河は270m km-1の勾配があり4,930mの地点で終わる。山の南西の角から始まる別の流出氷河のスロクシデンタル氷河は、1.6kmの長さで5,250mの地点でグラン・グラシャール・ノルテから流れ出て200m km-1の勾配があり、長い滑らかな表面をしていて4,930mの地点で終わる。 山頂火山錐の東、独立した切り立ったニッチ氷河のオリエンタル氷河は、1.2kmの長さで440m km-1の勾配がありおおよそ5,600mの地点から5,070mまで山腹流れ下り、で多くクレバスセラック含まれ登るのに最も難しい氷河である。1958年オリエンタル氷河は約420,000m2の表面積であった。 シトラルテペトルの氷河と万年雪原の総面積は9.5 km2になる。シトラルテペトルの早期の歴史的な氷河舌の活動前進または後退)は知られていない。グラン・グラシャール・ノルテの氷帽覆われているが、氷帽不規則な西の端に7つ流出氷河を見ることができる。特にハマパとオリエンタルの氷河はよく見える。

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 14:06 UTC 版)

「湖沼」記事における「氷河」の解説

広義氷河湖である。 氷河による侵食 氷河の運動地面侵食し窪地U字谷)が形成され湖沼となる(例:ボーデン湖)。いわゆる狭義氷河湖である。日本には例がない。 氷河による沈降 氷河の重さによって地殻沈降して窪地形成され湖沼となる(例:コモ湖)。 氷河による堆積物 氷河が溶けて消失するときに氷河に含まれる岩石土砂土手のように堆積し囲まれ窪地湖沼となる。 氷河そのものによる堰き止め 氷河を望む斜面流れる川が氷河に突き当たると水の行き場失い湖沼となる場合がある。 氷の融解 氷河や永久凍土部分的に融解して湖沼となったもの(例:ボストーク湖)。解氷湖あるいはサーモカルスト湖と呼ばれる

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 07:48 UTC 版)

アダムズ山 (ワシントン州)」の記事における「氷河」の解説

氷河という形で形成された氷はアダムズ山上部6.2平方マイル (16.1 km2) を覆っている。氷が溶けた緩り多孔質山塊内部浸透し、麓近くにある泉から湧き出ている。 氷河はアダムズ山表面2.5%を覆っているだけだが、最終氷期には約90%が氷に覆われていた。万年雪209か所あり、公式の名前を持つ氷河は12ある。氷に覆われ表面総計24 km2 あり、実際に名付けられた氷河の面積20 km2 ある。残っている大型氷河の大半アダムズ、クリッキタト、ライマン、ホワイトサーモンの各氷河)は頂上氷冠から出たのである。山の北西面にあるアダムズ氷河は一連の氷瀑にある険しい溝を流れ降りその後広がって標高7,000フィート (2,100 m) で終わる。そこからシスパス川の支流であるアダムズ・クリークが始まる。東側斜面小さな氷湖であるエクストリア湖で終わる。東斜面にあるクリッキタト氷河は幅1マイル (1.6 km) の圏谷始まり頂部氷冠から出た小さな氷河2個から氷が供給される標高約6,600フィート (2,000 m) で止まり、クリッキタト川の支流であるビッグマッディ・クリークの水源となる。カスケード山脈の中で、アダムズ氷河はレーニア山カーボン氷河に次いで第2位大きさである。 西斜面にあるピナクル氷河、ホワイトサーモン氷河、アバランシェ氷河は厚さ薄く量が少ない。外観つぎはぎである。真頂上の下の圏谷から発している。南面のサクスドーフ尾根沿ったところはほとんど氷河が無い。比較小さなゴッチェン氷河とクレセント氷河があるのみである。しかし、南面にはその斜面万年雪の原が幾つかある。岩がちな東面には4つの氷河がある。すなわちマザマ氷河、クリッキタト氷河、ラスク氷河、ウィルソン氷河である。最終氷期にこれらがヘルロアリング・キャニオンとアバランシェ・バレーという2つ大きな峡谷造った北面アダムズ氷河、ラバ氷河、ライマン氷河という3つの大きな氷河がある。アダムズライマン各氷河は頂上氷冠から滝のよう落ちるときに深いクレバス多く氷瀑造っている。ラバ氷河は頂上下の大きな圏谷から発し、東のノース・クリーバーと西のアダムズ尾根挟まれている。 アダムズ山の氷河面積1904年の31.5 km2 から2006年の16.2 km2 まで49%減った

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 05:55 UTC 版)

トードリロ山脈」の記事における「氷河」の解説

主な氷河は、キャップス氷河、ヘイズ氷河、トリンブル氷河である。

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氷河

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アルゼンチンの地理」の記事における「氷河」の解説

アルゼンチン南部パタゴニアは、牧歌的な草原と氷河地域組み合わせからなるチリとの国境近くにはロス・グラシアレス国立公園があり、南極グリーンランド次いで世界3位の大きさ南パタゴニア氷原(13,000km2)などがある。ウプサラ氷河長さ60km・幅10kmであり、南米最大の氷河であるとともに道路がないため、アルヘンティーノ湖からボート到達することしかできない次に大きな氷河は幅4.8kmのペリート・モレーノ氷河であり、アルヘンティーノ湖向かって約35kmにわたって存在し、湖に自然のダム形成している。フィッツ・ロイ山英語版)(3,405m)、トーレ山(英語版)(3,102m)、ピナクロ山(2,160m)などの尖った山々ピーク花崗岩からなる

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:06 UTC 版)

剱岳」の記事における「氷河」の解説

剱岳東面西面には雪崩涵養型の小規模な氷河が存在し東面の氷河は黒部川水源一つとなっている。 小窓氷河 - 全長900 m、面積約0.17km2。 三ノ窓氷河 - 全長約1,200 m面積約0.13km2。 池ノ谷氷河

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氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 03:29 UTC 版)

グレーシャー国立公園」の記事における「氷河」の解説

公園には面積が0.05平方キロメートル越える氷河が131所有り、公園133平方キロメートル占めている。歴史を通じて北米幾度氷期迎えており、氷原大地の上伸長縮退繰り返した最終氷期12,000年前終わったが、公園高峰はすべて氷に覆われていた。氷の流れは、園内切り立ったU字谷削りだしている。また、その動き比較的低いピーク丸くし、その影響公園西部山地顕著である。園内の氷河はすべてが後退し縮小している。また、ここは北米で最も研究された氷河でもある。 公園の氷河は20世紀最後21世紀初頭にかけて劇的に面積縮小した。氷河の面積計測1900年代に、ヴォー一家A・Oホイーラーによって始められ現代的な測定衛星写真用いて1980年代にサイモン・オマニーによって行われた園内の氷河に対す正式な記録引き続き実施され最近では2011年更新されている。最新記録によると、2000年から2011年にかけて、氷河の綿製は19.4平方キロメートル減少している。 ハイウェイ鉄道に近いことから、イルシルワト氷河訪問者がもっと多く撮影ひっきりなしに行われている。かつてはグレート氷河として知られており、1886年から1925年にかけてのグレーシャー・ハウス時代には、主要な観光スポットだった。氷河の末端は、かつてはグレーシャー・ハウスから歩いて簡単に辿りつけたが、現在は山腹高み後退している。氷河のニーヴェ(英語版)は南に向かって遠く広がりゲイキー氷河を生み出している。大半大規模氷河はトランスカナダ回廊の南にある。その他の大きな氷河はダビールやドーソン、アスルカン、ビショップス、ブラックダンカングランド、そしてアバランチといった山地見られる公園の氷河は様々は外見持ち高所では滑らかで一体だが、斜面ではクレバスによりひび割れ谷底デブリとともに黒くなっている。夏にはほとんどの氷河が赤く染まる。これは様々な藻類成長するためで、ウォーターメロン・スノー(「スイカ」の意、日本語では「赤雪」)と呼ばれている。

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氷河

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デボラ数」の記事における「氷河」の解説

Husmannら(2002)によると、条件にもよるが氷の粘度は1014 Pa s剛性率109 Paで、緩和時間105 秒~約1日である。氷は通常固体だが、氷河などは観察時間長いので“流れる”。

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氷河

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グレイシャー国立公園」の記事における「氷河」の解説

グレイシャー国立公園は、最終氷期巨大な氷河によって現在の形に彫り上げられた山々占められている。これらの氷河は主に最近12,000年の間に消失した広範囲及んだ氷河の動作痕跡は、U字谷、氷河圏谷アレート(arêtes)(両側の斜面急峻な尾根)、および山頂の最高部から指のように放射している大きな流出と言った形で、公園至るところ見られる氷河期終わり以来温暖化寒冷化様々な傾向繰り返し起こった近年最後に起こった寒冷化傾向は、おおよそ1550年から1850年の間の小氷河期の頃のことであった小氷河期の間には、本当氷河期起こった遥かに大きな拡大には程遠いが、氷河は拡大し前進をした。 20世紀半ばの間に、前の世紀から続く地図写真調査により、100年前には公園内存在していたことが知られている150の氷河が大い後退し多く場合にはすっかり消えてしまったことが明らかになった。 氷河の連続写真は、例えばここで示した1938年から2009年の間のグリネル(Grinnel)氷河の連続写真のように、氷河の後退具合視覚的に確認する作業助けになる。 1938年 1981年 1998年 2005年 2009年 1980年代に、米国地質調査研究所残っている氷河のより組織的な研究開始した(それは今日まで続いている)。 2010年までに、37氷河は残っているが、そのうち少なくとも0.10平方キロメートル上の領域持ち活動的な氷河である」と考えられたのは、25氷河のみである。現在の気候続けば残っている氷河のほとんどは2030年かあるい2020年代入ったときにはほとんど消えてしまうだろうと、科学者意見概して一致している。この氷河の後退1980年以降もさらに加速している世界的な傾向の型に沿っている。物質収支とは氷河の蓄積量溶解量の割合であり、これはネガティブであり続けるだろうし、氷河は底の不毛な岩石残してついには消えるだろう。 1850年小氷河期終わりの後、公園の氷河は1910年代まで緩やかに後退した1917年1941年の間で、後退割合加速し、ある氷河のために1年100メートルという高い割合後退した1940年代から1979年までの寒冷化傾向は、後退割合抑えた

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