ひょう‐が【氷河】
氷河
氷河
氷河
氷河
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氷河(ひょうが、英: glacier)は、山地では重力、平坦な大陸では氷の重さによる圧力によって塑性流動する、巨大な氷の塊である。
- ^ 福井幸太郎、岩田修二 ,「立山,内蔵助カールでの永久凍土の発見」『雪氷』 62巻 1号 2000年1月 p.23-28, 日本雪氷学会, doi:10.5331/seppyo.62.23, NAID 10004644350。
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- ^ 福井幸太郎, 「立山での山岳永久凍土の形成維持機構」『雪氷』 2004年 66巻 2号 p.187-195, 日本雪氷学会, doi:10.5331/seppyo.66.187, NAID 10012918958。
- ^ 福井幸太郎・飯田肇「飛騨山脈, 立山・剱山域の3つの多年性雪渓の氷厚と流動 : 日本に現存する氷河の可能性について」『雪氷』第74巻第3号、2012年、213-222頁、NAID 10030743175、2020年4月23日閲覧。。
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- ^ 福井幸太郎、飯田肇、小坂共栄「飛騨山脈で新たに見出された現存氷河とその特性」『地理学評論』第91巻第1号、2018年、43-61頁、doi:10.4157/grj.91.43。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/23 18:59 UTC 版)
「ノース・カスケード国立公園」の記事における「氷河」の解説
公園内の117 km²の地域に、318の氷河がある(ポスト他 (Post et al.) 1971年)。これはワシントン州以南の49州のどの公園よりも多い。公園内の全氷河は、1980年から2005年にかけて著しく後退し、後退速度は増えつつある。最近の気候温暖化により夏により沢山の氷が融け、冬にも融ける出来事が増え、冬の積雪が減っている。カスケード山脈の氷河のいくつかは、最近10年間で融けて消えた。ボストン・ピークの北斜面のボストン氷河は、広さ7 km²で、園内最大の氷河である。その他の大きな氷河(2.5 km²より大きなもの)は、 リダウト (リダウト山 (Mount Redoubt)) ヌックサック (Nooksack) (シュクサン山 (Mount Shuksan)) サルファイド (Sulphide) (シュクサン山) チャレンジャー (チャレンジャー山 (Mount Challenger)) インスピレーション (エルドラド・ピーク (Eldorado Peak)) マカリスター (McAllister) エルドラド・ピーク ネーヴ (Neve) (スノーフィールド・ピーク (Snowfield Peak))
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 01:41 UTC 版)
何年もかけて、ヴィンソン・マシフの頂上に降り積もった限られた量の雪が固められ、氷河を形成する氷になる。これらの氷河は地形に従って山塊にある谷へ流れ落ちていく。最上部の氷河はマウントヴィンソンの北面のJacobsen Valleyを占めていて、西のBranscomb氷河と東のCrosswell氷河へ分流していく。Crosswell氷河はEllen氷河を経由してRutford Ice Streamへ流れ込む。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 01:36 UTC 版)
「プンチャック・ジャヤ」の記事における「氷河」の解説
プンチャック・ジャヤの山頂に氷体はないが、斜面にはカルステンツ氷河、メレン氷河(2000年に消滅)、ノースウォール・フィルンなどの氷河が存在する。赤道付近に位置するため、年間を通じて平均気温の偏差は少なく(0.5 °C程度)、氷河を涵養する積雪の季節変動もわずかである。しかしながらこの稀な赤道直下の氷河の範囲を歴史的な資料に基づいて分析したところ、1850年代から大きく後退していることが分かり、1850年から1972年にかけて100年あたり約0.6 °Cの地域的な気温上昇を示唆している。 マオケ山脈のトリコラ山(Puncak Trikora)の氷河は1939年から1962年の間に完全に消滅した。1970年代以来、人工衛星からの画像はプンチャック・ジャヤの氷河が急速に後退していることを示している。メレン氷河は1994年から2000年の間に消失した。 この山域で特に大きな氷体が残るカルステンツ氷河とイーストノースウォール・フィルン氷河において、2010年から2018年に行われた氷河の質量収支観測(写真撮影と氷厚測定)の研究によって、2019年から後の10年間でいずれの氷河も消失する可能性が明らかにされた。 1936年の氷冠。 1972年の氷冠。大半が消滅している。
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氷河
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20世紀初頭、ジャヤ山(カルステンツ・ピラミッド)、マンダラ山(ジュリアナ山)、ンガ・ピリムジット(英語版)(イーデンブルク山)、トリコラ山(ウィルヘルミナ山)などニューギニア島の全ての山が氷河に覆われていた。マオケ山脈への最初の探検では、この地域の全ての氷河が後退したことが示された。トリコラ山の氷帽は、1936年から1962年の間に溶けた。1909年にはまだ氷帽は標高4400mに達していた。
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氷河
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「ニェンチェンタンラ山脈」の記事における「氷河」の解説
ニェンチェンタンラ山脈は氷河で主に覆われており、面積7536km2の青蔵高原南東部最大の氷河地帯である。そのうち27の氷河が全長10kmを超える。如易貢八玉溝の卡欽冰川(氷河)は33kmに達し、末端の海抜はわずか2530m、チベット最大の氷河にして中国最大の海洋性氷河である。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 09:54 UTC 版)
衛星からの観測によると、2009年のタワン・ボグドの氷河の総面積は204 km2だった。1989年の氷河の面積は213 km2だった。つまり、20年間で氷河の面積は4.2%減少した。 山塊が属する国のうち、最大の氷河を有するのはモンゴルである。モンゴル最大の氷河であるポタニン氷河(英語版)やアレクサンドラ氷河などがある。 2011年の推定によると、タワン・ボグドの北側斜面(ロシア側)には12の氷河があり、合計面積は22.8 km2である。ロシアの研究者によると、山塊の北側斜面の氷河の面積は1962年から2002年の間に11%減少し、2002年から2009年の間でさらに12%減少した。
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氷河
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地球温暖化に伴い、サウル山脈のほとんどの氷河は厳しく後退した。サウル山脈の木斯島氷河にある中国科学院の天山氷河観測試験所による2014年1月の調査によると、2013年の氷河の面積は3.15平方キロメートルで、1977年より面積で約0.82平方キロメートル、レーダーによる厚さの測定により、体積で約44.6%減少したと推定された。8月の別の調査では、氷河が月に1メートル近く溶け、氷河の上部に藻が大量に発生し、広い範囲で「紅雪帯」が出現したことが判明した。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/20 09:09 UTC 版)
「ダッハシュタイン山塊」の記事における「氷河」の解説
氷河は、北部石灰岩アルプスでは珍しいものである。その中にあって、ダッハシュタイン山塊にあるハルシュタット氷河(Hallstätter Gletscher)、大ゴーザウ氷河(Großer Gosaugletscher)、シュラドミンク氷河(Schladminger Gletscher)などは、最大級のもので、しかもアルプス山脈全体の中でも最北端・最東端に位置するものである。より小さな氷河には、小ゴーザウ氷河(Kleine Gosaugletscher)、雪穴氷河(Schneelochgletscher)などがある。 しかし、これらの氷河は急速に融解しており、21世紀初頭には80年以内に完全消滅するのではないかとも予測された。ハルシュタット氷河の例で言えば、2003年だけで、20mも後退した。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:28 UTC 版)
オリサバ山はメキシコで氷河を持つ3つの火山のうちの1つである。グラン・グラシャール・ノルテ(英語版)と呼ばれるメキシコ最大の氷河が存在する。オリサバ山は9つの既知の氷河が存在する。 グラン・グラシャール・ノルテ(Gran Glaciar Norte)、レングア・デル・チチメコ(Lengua del Chichimeco)、ハマパ(Jamapa)、トロ(Toro)、グラシャール・デ・バルバ(Glaciar de la Barba)、ノロクシデンタル(Noroccidental)、オクシデンタル(Occidental)、スロクシデンタル(Suroccidental)と、オリエンタル(Oriental)の9つである。 オリサバ山の平衡線高度(equilibrium line altitude, ELA)は知られていない。火山の南と南西側斜面の雪は太陽放射のためにすぐに融ける。しかし北西と北斜面は冷たい気温のために氷河を造ることを可能にする。北西側と北側の日射角度と風による雪の再堆積は、流出氷河の源に補給する雪の一定の蓄積を可能にする。オリサバ山の北側のグラン・グラシャール・ノルテは、細長い高原盆地を埋めており7つの流出氷河の供給源となっている。メインの氷河は火口縁の北から3.5km伸び、およそ9.08km2表面を覆い、標高5,650mから約5,000mのところまで下降している。氷河は若干不規則かつ階段状の輪郭をしている。それは岩盤の配置によって部分的に形作られるからである。ほとんどのクレバスからおおよそ50mの氷の厚さであることがわかる。 火山の北側の海抜5,000m以下にある流出氷河のレングア・デル・チチメコとハマパは、それぞれ北と北西に1.5kmと2km伸びている。 レングア・デル・チチメコの末端は標高4,740mにあり140m km-1の勾配を有する。突き出ていて上向きの輪郭をした低くて広い扇状の氷は、メキシコのほとんどの氷河の典型的な前面の形をしている。最も鮮明に残る氷河はハマパで、海抜4,975mの地点でグラン・グラシャール・ノルテの枝葉のように分岐し2 kmの延長と145 m km-1の勾配を持ち、2枚の小さな舌の形になって分かれ4,650mと4,640mの地点で終わる。広くて突き出た舌状の終端は縁に沿って薄く細かくなり扇状の形状をしている。1994年より前にそれらの氷河が後退したことにより、下流に侵食した切断された岩屑でできた埋もれた先端部が露出した。 グラン・グラシャール・ノルテの西側は5つの流出氷河が生成されている。北から南へ最初の2つのトロ氷河とバルバ氷河は、氷漠となって崖に垂れ下がっている。それぞれ海抜4,930mと5,090mの地点で巨大な溶岩流跡の先に到達する。その後200から300m下った沢の流れる谷の源に巨大な氷のブロックとなって落ちるが、そこには氷河は再生成されない。約1km離れたノロクシデンタル氷河は300mの長さの小さな流出氷河で、海抜5,100mの地点でグラン・グラシャール・ノルテから分岐して排出される。数10メートル幅の氷の表面の下にできた流れの跡が500mに渡って描かれている。4,920mまで下り270m km-1の勾配を持つ。別の1km南へ離れたオクシデンタル氷河は、おおよそ5,175mの地点の山頂火口の西の切り立ったところでグラン・グラシャール・ノルテと離れてある。1kmある長い氷河は270m km-1の勾配があり4,930mの地点で終わる。山の南西の角から始まる別の流出氷河のスロクシデンタル氷河は、1.6kmの長さで5,250mの地点でグラン・グラシャール・ノルテから流れ出て200m km-1の勾配があり、長い滑らかな表面をしていて4,930mの地点で終わる。 山頂の火山錐の東、独立した切り立ったニッチ氷河のオリエンタル氷河は、1.2kmの長さで440m km-1の勾配がありおおよそ5,600mの地点から5,070mまで山腹を流れ下り、で多くのクレバスやセラックが含まれ登るのに最も難しい氷河である。1958年のオリエンタル氷河は約420,000m2の表面積であった。 シトラルテペトルの氷河と万年雪原の総面積は9.5 km2になる。シトラルテペトルの早期の歴史的な氷河舌の活動(前進または後退)は知られていない。グラン・グラシャール・ノルテの氷帽は雪で覆われているが、氷帽の不規則な西の端に7つの流出氷河を見ることができる。特にハマパとオリエンタルの氷河はよく見える。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 14:06 UTC 版)
広義の氷河湖である。 氷河による侵食 氷河の運動が地面を侵食し窪地(U字谷)が形成され湖沼となる(例:ボーデン湖)。いわゆる狭義の氷河湖である。日本には例がない。 氷河による沈降 氷河の重さによって地殻が沈降して窪地が形成され湖沼となる(例:コモ湖)。 氷河による堆積物 氷河が溶けて消失するときに氷河に含まれる岩石や土砂が土手のように堆積し、囲まれた窪地が湖沼となる。 氷河そのものによる堰き止め 氷河を望む斜面を流れる川が氷河に突き当たると水の行き場を失い湖沼となる場合がある。 氷の融解 氷河や永久凍土が部分的に融解して湖沼となったもの(例:ボストーク湖)。解氷湖あるいはサーモカルスト湖と呼ばれる。
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氷河
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「アダムズ山 (ワシントン州)」の記事における「氷河」の解説
氷河という形で形成された氷はアダムズ山上部約 6.2平方マイル (16.1 km2) を覆っている。氷が溶けた水や雨は緩りと多孔質の山塊内部に浸透し、麓近くにある泉から湧き出ている。 氷河はアダムズ山表面の2.5%を覆っているだけだが、最終氷期には約90%が氷に覆われていた。万年雪は209か所あり、公式の名前を持つ氷河は12ある。氷に覆われた表面の総計は 24 km2 あり、実際に名付けられた氷河の面積は 20 km2 ある。残っている大型氷河の大半(アダムズ、クリッキタト、ライマン、ホワイトサーモンの各氷河)は頂上の氷冠から出たものである。山の北西面にあるアダムズ氷河は一連の氷瀑にある険しい溝を流れ降り、その後広がって標高7,000フィート (2,100 m) で終わる。そこからシスパス川の支流であるアダムズ・クリークが始まる。東側の斜面は小さな氷湖であるエクストリア湖で終わる。東斜面にあるクリッキタト氷河は幅1マイル (1.6 km) の圏谷に始まり、頂部の氷冠から出た小さな氷河2個から氷が供給される。標高約6,600フィート (2,000 m) で止まり、クリッキタト川の支流であるビッグマッディ・クリークの水源となる。カスケード山脈の中で、アダムズ氷河はレーニア山のカーボン氷河に次いで第2位の大きさである。 西斜面にあるピナクル氷河、ホワイトサーモン氷河、アバランシェ氷河は厚さが薄く量が少ない。外観はつぎはぎである。真頂上の下の圏谷から発している。南面のサクスドーフ尾根に沿ったところはほとんど氷河が無い。比較的小さなゴッチェン氷河とクレセント氷河があるのみである。しかし、南面にはその斜面に万年雪の原が幾つかある。岩がちな東面には4つの氷河がある。すなわちマザマ氷河、クリッキタト氷河、ラスク氷河、ウィルソン氷河である。最終氷期にこれらがヘルロアリング・キャニオンとアバランシェ・バレーという2つの大きな峡谷を造った。北面はアダムズ氷河、ラバ氷河、ライマン氷河という3つの大きな氷河がある。アダムズ、ライマン各氷河は頂上の氷冠から滝のように落ちるときに深いクレバスと多くの氷瀑を造っている。ラバ氷河は頂上下の大きな圏谷から発し、東のノース・クリーバーと西のアダムズ尾根に挟まれている。 アダムズ山の氷河面積は1904年の31.5 km2 から2006年の16.2 km2 まで49%減った。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 05:55 UTC 版)
主な氷河は、キャップス氷河、ヘイズ氷河、トリンブル氷河である。
※この「氷河」の解説は、「トードリロ山脈」の解説の一部です。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/16 20:21 UTC 版)
アルゼンチン南部のパタゴニアは、牧歌的な草原と氷河地域の組み合わせからなる。チリとの国境近くにはロス・グラシアレス国立公園があり、南極、グリーンランドに次いで世界3位の大きさの南パタゴニア氷原(13,000km2)などがある。ウプサラ氷河は長さ60km・幅10kmであり、南米最大の氷河であるとともに、道路がないため、アルヘンティーノ湖からボートで到達することしかできない。次に大きな氷河は幅4.8kmのペリート・モレーノ氷河であり、アルヘンティーノ湖に向かって約35kmにわたって存在し、湖に自然のダムを形成している。フィッツ・ロイ山(英語版)(3,405m)、トーレ山(英語版)(3,102m)、ピナクロ山(2,160m)などの尖った山々のピークは花崗岩からなる。
※この「氷河」の解説は、「アルゼンチンの地理」の解説の一部です。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:06 UTC 版)
剱岳東面と西面には雪崩涵養型の小規模な氷河が存在し、東面の氷河は黒部川の水源の一つとなっている。 小窓氷河 - 全長約900 m、面積約0.17km2。 三ノ窓氷河 - 全長約1,200 m、面積約0.13km2。 池ノ谷氷河
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 03:29 UTC 版)
「グレーシャー国立公園」の記事における「氷河」の解説
公園には面積が0.05平方キロメートルを越える氷河が131ヶ所有り、公園の133平方キロメートルを占めている。歴史を通じて、北米は幾度と氷期を迎えており、氷原は大地の上で伸長と縮退を繰り返した。最終氷期は12,000年前に終わったが、公園の高峰はすべて氷に覆われていた。氷の流れは、園内の切り立ったU字谷を削りだしている。また、その動きは比較的低いピークを丸くし、その影響は公園の西部の山地で顕著である。園内の氷河はすべてが後退し縮小している。また、ここは北米で最も研究された氷河でもある。 公園の氷河は20世紀最後と21世紀初頭にかけて劇的に面積を縮小した。氷河の面積の計測は1900年代に、ヴォー一家とA・O・ホイーラーによって始められ、現代的な測定は衛星写真を用いて、1980年代にサイモン・オマニーによって行われた。園内の氷河に対する正式な記録は引き続き実施され、最近では2011年に更新されている。最新の記録によると、2000年から2011年にかけて、氷河の綿製は19.4平方キロメートル減少している。 ハイウェイと鉄道に近いことから、イルシルワト氷河は訪問者がもっとも多く、撮影もひっきりなしに行われている。かつてはグレート氷河として知られており、1886年から1925年にかけてのグレーシャー・ハウスの時代には、主要な観光スポットだった。氷河の末端は、かつてはグレーシャー・ハウスから歩いて簡単に辿りつけたが、現在は山腹の高みに後退している。氷河のニーヴェ(英語版)は南に向かって遠く広がり、ゲイキー氷河を生み出している。大半の大規模氷河はトランスカナダ回廊の南にある。その他の大きな氷河はダビールやドーソン、アスルカン、ビショップス、ブラック、ダンカン、グランド、そしてアバランチといった山地に見られる。公園の氷河は様々は外見を持ち、高所では滑らかで一体だが、斜面ではクレバスによりひび割れ、谷底でデブリとともに黒くなっている。夏にはほとんどの氷河が赤く染まる。これは様々な雪藻類が成長するためで、ウォーターメロン・スノー(「スイカ雪」の意、日本語では「赤雪」)と呼ばれている。
※この「氷河」の解説は、「グレーシャー国立公園」の解説の一部です。
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氷河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 20:32 UTC 版)
Husmannら(2002)によると、条件にもよるが氷の粘度は1014 Pa s、剛性率は109 Paで、緩和時間は105 秒~約1日である。氷は通常は固体だが、氷河などは観察時間が長いので“流れる”。
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氷河
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「グレイシャー国立公園」の記事における「氷河」の解説
グレイシャー国立公園は、最終氷期に巨大な氷河によって現在の形に彫り上げられた山々に占められている。これらの氷河は主に最近の12,000年の間に消失した。 広範囲に及んだ氷河の動作の痕跡は、U字谷、氷河圏谷、アレート(arêtes)(両側の斜面が急峻な尾根)、および山頂の最高部から指のように放射している大きな流出湖と言った形で、公園の至るところに見られる。氷河期の終わり以来、温暖化と寒冷化は様々な傾向で繰り返し起こった。 近年最後に起こった寒冷化傾向は、おおよそ1550年から1850年の間の小氷河期の頃のことであった。小氷河期の間には、本当の氷河期に起こった遥かに大きな拡大には程遠いが、氷河は拡大し前進をした。 20世紀の半ばの間に、前の世紀から続く地図と写真の調査により、100年前には公園内に存在していたことが知られている150の氷河が大いに後退し、多くの場合にはすっかり消えてしまったことが明らかになった。 氷河の連続写真は、例えばここで示した1938年から2009年の間のグリネル(Grinnel)氷河の連続写真のように、氷河の後退具合を視覚的に確認する作業の助けになる。 1938年 1981年 1998年 2005年 2009年 1980年代に、米国地質調査研究所は残っている氷河のより組織的な研究を開始した(それは今日まで続いている)。 2010年までに、37氷河は残っているが、そのうち少なくとも0.10平方キロメートル以上の領域を持ち「活動的な氷河である」と考えられたのは、25氷河のみである。現在の気候が続けば、残っている氷河のほとんどは2030年かあるいは2020年代に入ったときにはほとんど消えてしまうだろうと、科学者の意見は概して一致している。この氷河の後退は1980年以降もさらに加速している世界的な傾向の型に沿っている。物質収支とは氷河の蓄積量対溶解量の割合であり、これはネガティブであり続けるだろうし、氷河は底の不毛な岩石を残してついには消えるだろう。 1850年の小氷河期の終わりの後、公園の氷河は1910年代まで緩やかに後退した。 1917年と1941年の間で、後退の割合は加速し、ある氷河のために1年に100メートルという高い割合で後退した。1940年代から1979年までの寒冷化傾向は、後退の割合を抑えた。
※この「氷河」の解説は、「グレイシャー国立公園」の解説の一部です。
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「氷河」の例文・使い方・用例・文例
- 遠い昔の氷河時代に
- 氷河の浸食が谷を急勾配にした。
- リーマンショック後、再び就職氷河期が訪れた。
- 氷河期のサイクル
- この先地球は寒冷化し、氷河期が訪れるのではないかとも言われている。
- 溶け続ける氷河を監視するために、人工衛星が軌道に打ち上げられた。
- 氷河はゆっくり動いている。
- 剣歯虎が絶滅したのは氷河時代であった。
- その氷河はゆっくりではあるが動いている。
- 氷河堆積物.
- 氷河作用によってできた渓谷.
- (氷河などの)深い割れ目.
- 氷河が山腹に傷跡を残している.
- 彼らの足元には氷河の割れ目が大きく口をあけていた.
- グリーンランドの氷河は所によって厚さ 1.5 キロメートル以上に達する.
- 氷河時代
- 逆に、太陽がより熱くなるとき、氷河時代はが生じるようである
- 氷河のそばで
- 氷河の堆積物
- 氷河はのろのろと動く
氷河と同じ種類の言葉
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