棚氷とは? わかりやすく解説

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たな‐ごおり〔‐ごほり〕【棚氷】


棚氷(ice shelf)

海面上2~50m又はそれ以上かなりの厚さで,海岸固着して浮いている氷床。普通,平方向に大きく広がり,表面平坦緩やかな起伏をしている。年間通して積雪と,時には陸の氷河海へ延びることによって生成する。氷の一部は底着していることもある。海側の縁は浮氷壁(ice flont)と呼ばれる

棚氷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/15 15:30 UTC 版)

棚氷(たなごおり、: ice shelf)とは、陸上の氷河または氷床に押し出され、陸上から連結して洋上にあるを指す。その上面は多くの場合、平坦な形状となっている。氷棚(ひょうほう)とも呼ぶ。




「棚氷」の続きの解説一覧

棚氷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:32 UTC 版)

南極の気候」の記事における「棚氷」の解説

南極の殆どの海岸線は棚氷(海に浮く氷床)か氷壁陸上の氷)である。棚氷は、ゆっくりと後続氷河押し出されていくのに伴って融けた細かく分裂したりする。既に浮いている棚氷が融けても海水準は殆ど変化しないが、それによって後続氷河流下速度速める可能性がある。 南極半島周辺海岸沿い氷河変遷 19361989年: Wordie棚氷が明らかに小さくなる1995年: プリンスグスタフ海峡から氷が無くなる (Prince Gustav Channel)。最期に氷が無くなったのはおよそ1900年前〜6500年前の間であり、それはおそらく完新世の気候最温暖期思われるラーセン棚氷一部過去何十年かの内に分裂1995年: ラーセンA棚氷1月崩壊2001年: ラーセンB棚氷広さ3,250 km²2月崩壊ロス棚氷ラーセン棚氷参照のこと。

※この「棚氷」の解説は、「南極の気候」の解説の一部です。
「棚氷」を含む「南極の気候」の記事については、「南極の気候」の概要を参照ください。

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