山麓緩斜面とは? わかりやすく解説

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山麓緩斜面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/30 12:38 UTC 版)

山麓緩斜面(さんろくかんしゃめん、: pediment)は、基盤岩が非常に緩やかな傾斜(0.5°-7°)をもつ地形である[1]。乾燥地帯において斜面断崖英語版後退英語版の過程でできるが[2]山が侵食されなくなっても残ることもある[1]。大雨が降ると層流が地表面を侵食する[1][2]。斜面後退プロセスでは河川作用英語版によって表面に堆積した礫が洗い流される。砂漠の山は多くの場合凹型をしており、勾配はゆるい[3]




  1. ^ a b c d Encyclopædia Britannica, Pedimentブリタニカ百科事典
  2. ^ a b Essentials of Geology, 3rd Edition, Stephen Marshak, p464, pG-15
  3. ^ a b c Easterbrook, Don J. (1999) Surface Processes and Landforms, New Jersey, Prentice Hall
  4. ^ Jones, David K.C. (2004). “Denudation chronology”. In Goudie, A.S.. Encyclopedia of Geomorphology. pp. 244–248. 
  5. ^ Johnson, Douglas (1932) Rock Planes of Arid Regions, Geographical Review, Vol. 22, No. 4 (Oct., 1932), pp. 656–665
  6. ^ a b Wilson, William E. (editor) (1998) Glossary of Hydrology, American Geological Institute


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