ドレライト
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火成岩 | |
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輝緑岩
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ドレライト[1](英: dolerite、粗粒玄武岩[2])は、玄武岩の石基部分の結晶が大きくなった火成岩。斑れい岩ほど結晶は大きくない。
粗粒玄武岩ないしそれが変質して緑色を帯びた変質岩は輝緑岩[3][4](きりょくがん、英: diabase、ダイアベイス)と呼ぶことがある[5]。
脚注
参考文献
- 都城秋穂、久城育夫『岩石学II - 岩石の性質と分類』共立出版〈共立全書〉、1975年、66-68頁。 ISBN 4-320-00205-9。
- 黒田吉益、諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』共立出版、1983年、251-254頁。 ISBN 4-320-04578-5。
- 益富壽之助『原色岩石図鑑 全改訂新版』保育社、1987年、71-74頁。 ISBN 4-586-30013-2。
- 豊遙秋、青木正博『検索入門 鉱物・岩石』保育社、1996年、46-48頁。 ISBN 4-586-31040-5。
関連項目
外部リンク
- “ドレライト”. 地質標本館. 産業技術総合研究所地質調査総合センター. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月7日閲覧。
ドレライト
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「バート・エントバッハ」の記事における「ドレライト」の解説
採石場でのドレライト(特にピクトライトの変種)の採掘は19世紀末からこの町のもう一つの生活の糧となった。このドレライトの変種は「ヒンターレンダー・グリューンシュタイン」(ヒンターラントの緑石)と名付けられている。この岩石は、主にカンラン石と普通輝石からなっている。ギュンターロート、シュリーアバッハ、ヴォンメルスハウゼンのかつての中小規模の採石場では現在も露頭やボタ山が見られる。デルンバッハ、ボッテンホルン、ヴォンメルスハウゼンの大規模採石場では、その風景に深い瘢痕を遺し、部分的には風景を大きく変えてしまった。 1902年に設けられた大規模採石場「ハーンコプフ」は現在も採石が続けられている。この採石場は2つの地区にまたがっている。採石フィールドはヴォンメルスハウゼン地区、破砕機のある管理棟やコンクリートミキサー施設があるハルテンロート地区である。両地区の境界となる小川ヒュルスバッハ川がこの2つの部分を分けている。採石フィールドの古い部分は廃棄物、石屑、ボタ山で一杯になっている。
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