露頭

デジタル大辞泉

ろ‐とう【露頭】

読み方：ろとう

１ かぶりものをつけず、頭をむき出しにしていること。また、その頭。

２ 岩石・地層・鉱床などが地表に露出している部分。

石油/天然ガス用語辞典

露頭

読み方： ろとう
【英】: outcrop

表土や植物などによって覆われている地層や岩石などが自然の作用や人工的な方法で地表に現れた部分をいう。露頭を詳しく調べることで地表での構造形態、地層の堆積｛たいせき｝の状況、化石の有無などを明らかにすることができる。このような調査を地質調査と呼んでいる。

ウィキペディア

露頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/02/25 06:09 UTC 版)

自然な場所の例（オルドビス紀・シルル紀の境界面露頭。ノルウェーのオスロ・フィヨルドに浮かぶHovedøya島）

鉱山の例（生野銀山）

露頭（ろとう、英: outcrop、英: exposure）とは、野外において地層・岩石が露出している場所。具gｇｖｙｇｙｇｙｙhbdh

海岸の崖、河床など自然な場所のほか、林道などの切り割り、工事現場など人工的に露出している場所も含む。鉱山では、鉱物が露出している面を指すこともある。

地質学の野外調査では露頭を観察することが中心となる。露頭からは地層の上下関係、化石や鉱物の産状をはじめとする様々な地質についての情報を得ることができる。そのため、地質学者たちは海岸や沢、林道に沿って地質調査を行う。

鉱石の露頭

日本

• 松尾鉱山（岩手県） - 硫黄の露天掘りが行われた。
• 夕張岳（北海道） - 石炭の露頭が発見され　fyfyfyfyｄｇ、大規模な炭鉱に発展した。
• 岩尾別川（北海道） - 上流部に褐鉄鉱の大規模な露頭が存在する。

地層の露頭

日本

• 中央構造線北川露頭・安康露頭（長野県上伊那郡大鹿村）
• 中央構造線板山露頭・溝口露頭（長野県伊那市長谷）
• 月出露頭（三重県松阪市）^[1]
• 伊豆大島地層大切断面（東京都大島町）

脚注

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1. ^ 諏訪兼位（1997）"紀伊半島中部，中央構造線の大露頭：月出露頭"日本福祉大学情報社会科学論集.1:51-57.

参考文献

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関連項目

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• 地層
• 崖

外部リンク

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露頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/01/14 01:23 UTC 版)

「スエバイト」の記事における「露頭」の解説

スエバイトは巨大衝突構造の判別指標として用いられ、地球上の数多くの巨大衝突構造から発見されている。 ネルトリンガー・リース サドベリー隕石孔 ポピガイ・クレーター チクシュルーブ・クレーター カラ・クレーター（英語版） アスアラ衝突構造（英語版）

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

露頭

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 10:19 UTC 版)

名詞

露 頭（ろとう）

1. 地層や岩石が地表に顕れている場所。
   • ぼくたちは集塊岩のいくつもの露頭を丘の頂部近くで見附けた。（宮沢賢治『或る農学生の日誌』）

発音^(?)

ろ↗とー

翻訳

• 英語: outcrop ^(en)

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「露頭」の例文・使い方・用例・文例

• 外に突出している岩の露頭
• 地層の露頭
• 不透水層の露頭に沿って流れ出る地下水